Chromebookは、WindowsともMacとも違う「Chrome OS」というgoogle独自のOSを搭載したノートパソコンの一種です。
最近では学校や企業でもChromebookを導入するケースが増えてきています。
起動が早くて低スペックでも動作が軽快でバッテリーが長時間持つ等一見良いこと尽くめのChromebookですが、一体何が出来るのか?また何が出来ないのか?
使用目的の範囲を個人でのブログ運営に絞った場合にChromebookは使えるのか?使えないのか?を実際の使用感想を踏まえた上でお伝えします。
Chromebookはブログ運営に使えないのか?
冒頭お伝えしました通り、Chromebookが個人でのブログ運営を行う範囲において実使用負荷に耐えられるのかどうか?をお伝えします。
今回の究極の目的は只一つ。
Chromebookでブログ運営が出来るのか?ですが、結論から申し上げますと、
Chromebookでのブログ運営は非常に快適です!
細かいスペックやらマニアックな機械知識については目的の範囲外としますのでココでは深くは触れません。CPUがどーとかネットワークがどーとか言う部分は本来は知っておくべき基礎知識ではあるのでしょうが、それよりも文字がちゃんと打てるのか?とか、ネットサーフィンしててフリーズしないか?とか言った実作業に関わる部分についてに情報をお伝えします。
ワタシもChromebookを所有してはいるものの、購入に至るまでに様々なホームページやブログを読み漁り、ブログを始めるのにChromebookで大丈夫なんだろうか?との疑問を解消してくれるような情報を探し回りましたが、残念ながらワタシの疑問を払拭してくれるサイトには巡り合うことが出来ませんでした。
巡り合うサイトの多くはChromebook相互の比較であったり、CPUの性能であったり、画面解像度であったり、、スピーカーの音質であったり・・・と、どれも確かに重要な事項ではあるのですが、ブログの記事を作成するにはココがイマイチとかWordPressはアプリではなくPCサイト版で運用した方が良いとか画像編集は出来るが動画編集はコツが必要等といった実際の作業で直面する体験談を良くも悪くも知りたいのに全然情報に巡り合わない・・・
おそらくこの記事にたどり着いた方はChromebookについての基本的な情報を知った上でブログ運営機として使用可能かどうかの判断基準を求めている方であろうと思われますので、原則メーカーHPでに飛べば分かるような情報はココでは割愛をします。
ここで最も重要な点はメーカーHPにも載ってない実際にブログを運用してるChromebookユーザーの生の評価・生の感想です。
【検証モデル】富士通 FMV Chromebook WM1/F3 FCBWF3M11T
今回この記事においてお伝えする内容の根拠となる検証機器モデルは、実際にワタシが購入して使用している「富士通 FMV Chromebook WM1/F3 FCBWF3M11T」です。
当該機器のスペックを元にして、以降「Chromebook」と意味するものとします。
主な公式スペックは以下の通りです。
CPU:インテル Celeron 6305(Tiger Lake) 1.8GHz/2コア
メモリ:4GB[オンボード/交換増設不可](DDR4-3200)
ディスプレイ:14型ワイド フルHD[1920×1080] タッチ対応 ノングレア液晶
ストレージ:64GB フラッシュメモリ
無線LAN:Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax(2.4Gbps)対応)
Bluetooth:Bluetooth v5.1準拠
バッテリー駆動時間:約10時間
その他:microSDメモリーカード対応、HDMI出力端子、HD Webカメラ・ステレオスピーカー・デジタル(モノラル)マイク内蔵、φ3.5mmイヤホンジャック、日本語キーボード
Chromebookで実現したいブログ運営の内容について
まずはChromebookでどんなブログ運営をしようとしているのか?
・WordPressでブログの記事作成〜記事投稿までの一連の作業が不都合なく行えること
・ブログでAdSenseとか物販アフィリエイトもやってみたい
・外出先での使用をを考慮してバッテリーの駆動時間はカタログスペック上で10時間以上
・YouTubeを観ながら並行してブログ記事作成が行えること
・画面サイズは14インチ以上で、液晶光沢画面を希望
・ステレオスピーカーである程度の音質は欲しい
・起動・終了が速いこと
Chromebookでブログ運営をする前に考えておくこと
Chromebookを使う目的を決める
Chromebookがブログ運営に適しているかどうかの前に、そもそもChromebookを用いて行おうとしているブログ運営の作業内容を明らかにすることが大切です。
ユーチューバーに憧れて、本業でYouTube配信を始めようとしているような方や、オンライン3Dゲームを攻略してガッツリ解説するブログを始めようとしているような方には絶対にオススメ出来ません。
いわゆる一般的なブログを構築する意味で、記事を書いて、時折画像を貼り付けて、好きな芸能人のtwitterの投稿を埋め込んだり、気になるアーティストのインスタの投稿を埋め込んだり・・・程度の使用範囲であれば全く問題なく作業ができると考えて結構です。
おおよそ以下の用途で使用する想定であれば普通に動作すると考えられでしょう。
・画像のスクリーンショットや画像加工・編集
・数分程度の動画編集(切取り・結合など)
・ネットサーフィン
・ヘッダー画像の作成
・デジカメで撮った写真の加工・編集
・CanvaやCLIP STUDIO PAINT・MediBang Paint・GIMP等のペイントソフト
・YouTubeの閲覧・投稿
・twitterやInstagram・TikTokの閲覧・投稿
・メールの送受信
・オフィスソフト(googleWorkspaceなど)での資料作成
・google Playストアからのアプリのダウンロード
・Lineでのメッセージのやり取りやSkypeを使用してのビデオ通話
・データ便やGigaFile便などの大容量ファイル送信サービスの利用
・googleAnalytics・SearchConsole・AdSenseほかgoogleの全てのサービスの利用
・Amazonや楽天・ヤフオク・メルカリ・ジモティ等での買い物・出品・ビジネス利用
・Amazon prime・Netflix・Hulu・U-NEXT・TVer・ABEMA等の動画配信サービス
・AmazonMusic・Spotify・radiko等の音楽配信サービス
使用用途が「Chromebookでのブログ運営」なので、息抜き時の娯楽も含めてこれ以上の作業を行うことは無いとは考えられますが、上記に挙げた内容程度の動作環境が整っていればブログ運営に困ることはないと思います。
WindowsやMacのパソコンで出来ていたことのほぼ全ての作業はChromebookでも同様に行えると考えて大丈夫です。
Chromebookでは出来ないことを予め知っておく
基本的に重たい作業が苦手なので、ウェブブラウザで複数のページを開いたりしたり、サブディスプレイで駆使したり、本業レベルの画像加工や映像編集等の類は初めから出来ないと思っていた方が良いでしょう。
「ウェブブラウザで複数のページ」ですが、実際に使用していて大体10個以上タブが増えてきたら何となく動作がモタついてくるのを実感します。
また、LineはChromeの拡張機能に限定される機能なのでメッセージのやり取りは出来ますが、音声通話が出来ません。
Chromebookはgoogleの製品なので基本的に他社製品についてはgooglePrayストアもしくはChromeの拡張機能で入手できる範囲での使用となりますので、WindowsやMacでの仕様と比べて機能が制限されていたり、動作自体が不安定なこともあるので導入には注意が必要です。
また、Chromebookに搭載されているChromeOSは、Androidとも似て異なる存在なのでgooglePrayストアでアプリを導入してもAndroid搭載のタブレットやスマホと同様の操作感になるとは限りません。
Android搭載のスマホを基準に考えると以下のようになります。
Androidタブレット:デカいスマホ
Chromebookじゃないとダメなのか?Windowsは?Macは?
何でChromebookに拘ったのかと言われれば、
・以前使っていたWindowsのノートPCの起動・終了に掛かる時間が長くて不満だった
・同様にバッテリー駆動時間が短かったので、外出時の電源確保に困っていた
・セキュリティ対策がgoogleによって自動的に行われる
・WindowsやMacに比べて安価で購入ができる
起動・終了が速く、セキュリティ対策が不要で、バッテリー駆動時間が長く、比較的安価で購入ができるChromebookに、以前感じていたノートPCへの使い勝手の悪さを解消してくれる期待を抱いていたのかも知れません。
HP社製の公称値10時間駆動のバッテリーを搭載したAMD-Rrzen14インチのノートPCも候補には挙がっていたのですが、15万円とChromebookと比較して5倍以上の価格にすんなりと結論を出せずに悩んでいました。
とにかく「安価で購入ができるChromebook」は大きなウィークポイントでありました。
個人ブログの運営程度であればChromebookはオススメ
身も蓋もない結論ではありますが、ワタシがChromebookの購入の条件に挙げた条件は画面が非光沢になった以外は全て満たしてくれています。
場合によっては長時間画面を凝視することにもなるので、キラキラ反射する光沢画面よりも映り込みも少なく屋外でも日光の反射がく比較的キツくない非光沢で結果的に良かったと思ってます。
ブログの記事作成をメインとしつつ、YouTubeが観れて、ある程度の並行作業が出来て、画質・音質が良くて・バッテリーが長持ちして、アフィリエイトが出来て・・・なんて、いちいち条件に挙げていたことが恥ずかしいくらい当たり前に作業できています。
本職でゴリゴリやっている様な個人ブロガーは別として、ごく一般的な感覚でブログに携わられるような方であればChromebookでもはや十分過ぎるくらいオススメします。
Chromebookでブログ記事の作成は出来るの?
WordPressは使えるの?動作は快適?
ブログはWordPressで運用する前提で進めていきますが、動作はすこぶる快適です!
何ら問題がありません!
WordPressを利用するにあたり、WEB版とアプリ版とがありますが、素直にWEB版を使用してブラウザからログインして使用すればOKです。
YouTube観ながらブログ執筆作業も何ら問題無し!
Celeronの4GメモリのFM-Vでも、YouTubeを再生しながらブログ記事作成する分には何ら問題はありません。
さすがにタブを何個も開き続ければ次第に動作は重たくなってはきますが、その点に注意さえすれば低スペックChromebookであっても快適に作業を行えます。
当然ですが、バックグラウンド再生を行いながらブログ記事作成ができます。
記事内画像やアイキャッチ画像の作成・編集は出来るの?
個人ブログ程度の使用目的であれば無料のオンラインツールやアプリで十分
個人ブログで使用する記事内埋め込み画像は、そこまで高いクオリティーが求められていないと思いますので、趣味ブログやアフィリエイトブログ程度のブログ運営で考えられる画像の加工や編集はChromebookでも十分対応ができます。
AdobeのPhotoshopやIllustratorを使わないと仕事にならないような方以外であれば、フリーソフトやオンラインツールも沢山存在しますので、ご自身で使い勝手の良いソフトやツールを探してみては如何でしょうか。
GIMP・Inkscape・Photopeaなど、PhotoshopやIllustratorと比較して無料でありながら高性能な機能を備えたソフトはすばらしいの一言に尽きます。


誤解の無いように申し上げておきますが、もし将来的にPhotoshopやIllustratorを学びたい・もしくは個人ブログの域を超えてデザインの世界に進もうと考えているのであれば、有料であっても初めから正規のPhotoshopやIllustratorを導入して学んだほうが結果的に効率的ですし何より有意義です。
あくまでブログ記事内に貼り付ける用に画像のトリミングやぼかし・文字入れ程度の簡単な加工・編集程度の画像をイジるためだけの目的なのであれば無料ソフトで十分だと思います。
ただ、フリーソフトの多くは操作性が独特であったり、何か問題が有った際に解決する術が限られてくることが大きなネックになってきます。
操作方法にしろ、不具合にしろ、自力で問題を解決出来るスキルが必要になります。世間的に認知されている有料ソフトであれがgoogleで検索をすれば簡単にたどり着くようなことであっても、フリーソフトでは検索しても解決に至る情報にたどり着くまでに時間がかかることがしばしばあります。
PhotoshopやIllustratorクラスのメジャーソフトであればヘルプページや有志によるQ&Aのサイトも膨大にありますので、調べて答えが見つからないことは少ないかと思いますが、お金が勿体ない理由だけでフリーソフトを使った挙げ句、トラブル時の解決方法を探すために必要以上の労力と時間を掛けてしまい結果的にやる気すら失せてしまう恐れもあり得ます。
あくまでも自分が何をどこまで行いたいのかを決めた上で必要なツールを導入することをおすすめします。
↑ こんなオンラインツールも使いようによっては非常に便利です。記事内画像やアイキャッチ画像用に写真を切り取って・サイズ合わせて・文字入れて・・・程度であればこのサイトだけで十分です。
記事内に埋め込む動画の加工や編集したり投稿は出来るの?
個人ブログ程度の使用目的であれば無料のオンラインツールやアプリで十分
おそらくブログ記事内に埋め込む動画はYouTube・twitter・TikTokが大半を占めると思いますが、自身のPC画面上で実演した解説動画などもChrome拡張機能で簡単に行えます。
スクリーンショット(画面キャプチャ)とスクリーンレコーダー(画面記録)で大抵は済むと思われます。
インラインカメラで撮影したり、外部音声を拾ったり、表示画面だけを切り取ったり・・・と、必要にして十分な機能は備えている拡張機能が殆どです。
↑こんな程度スクリーンレコーダーで十分ではないですか?
Chromebookのおすすめ出来ないポイントや欠点・デメリット
パソコンではないので本体インストール型のソフトは使えない
Chromebookはそういうものだ!と割り切って使う必要が出てきますが、Chromebookは本体にインストールして使用する形式のソフトは使えません。
ブログ運営程度であればそう困る事案ではないとは思いますが、より快適に使用したいとどうしても欲が出てしまうものです。今のブログ執筆の作業環境をカスタマイズしようと考えた場合に多くがインストールが必要な別売りソフトであることが多いです。
ですが、基本的にはブログ執筆は集めた情報を元に自らの知識と思考を頼りに書いていくものでしょうから、使えないなら使えないで別に構いません。
仮にそれが必要になった頃は、そもそも「CeleronのChromebook」を卒業している時期だと思ってます。
CPUはぶっちゃけCeleronでもCoreでもAMDでも何でも良いと思う
CPUは色んな種類があって市販モデルによっても搭載されるCPUも異なるので、どのCPUを選べば良いのだろうか?となると思います。
予算に余裕があるのであれば最新のCPUを迷わず選べば間違いありませんが、それぞれ希望の予算内で購入をしたいと検討をしていることでしょう。
素人考えで「CeleronよりCoreの方がスペックが高い」との理由だけで、安価なCeleronを非難してしまうのは良くありません。
CPUの選定基準を「Chromebookでブログ運営が出来るのか?」だけに絞ってお伝えすれば、「安価なCeleronでほぼ問題ありません」が、Chromebookがサクサク動くかモタモタした動きになるかはCPUの性能だけで決まるのではなく、メモリの容量や内蔵ストレージの性能によっても大きく左右されます。
搭載しているCPU(Celeron/Core-i5)の異なる2台のパソコンを用いて、ブラウザー上で複数のタブを一気に開いたらどっちが早く表示されるかといった検証している動画があったので参考に載せておきます。
現実に17個のタブを一気に開く場面があることは少ないでしょうが、CPUに負担が掛かっている作業を比較するにはとても分かりやすい映像だと思います。
時間差は数秒程度ではあるものの、ホンの数秒も積もり積もれば大きなストレスにも繋がってくるでしょう。
ですが、17個のタブ同時は日常的に考えても度を超えているので、この参考映像のようなモタモタ感は実際にはほとんど無いと思って大丈夫です。
やっぱりメモリ容量は大きい方が良い!!!
メモリは多ければ多いだけ安心です。
ワタシの使用している富士通FM-Vはメモリが4Gなので、作業を集中している間にアレコレ並行してソフトを起動していたりして動作がモタつくことが多々あります。
CPUの性能にも左右はされますが、メモリは可能な限りたくさん搭載しておいて損はないです。もしくは将来的に増設が可能な状態にしておくなど、少々価格が上がってもここはこだわった方が後々楽になります。
では4Gのメモリではブログ運営が出来ないのか?といえばそうでもありません。
後ほどご紹介しますが、メモリの使用率をこまめにチェックして動作に負担を掛け過ぎないような使用環境でブログを運営を行えばある程度は解消ができます。ただ、どうしても作業に没頭してしまうとそのチェックが疎かになって気付けばモタモタになってることが度々あります。
メモリは多ければ多いだけ自分がラクをします!
使用している内に不明な部分は都度登場するが大抵が解決可能
厳密に言えばChromebookはパソコンとは異なるので、ファンクションキーが無かったり、キーボード配列が独特であったり、ショートカットキーに違いがあったり・・・と、WindowsやMacの操作性と若干異なる部分があります。
これはハード面・ソフト面どちらにも言えることですが、使用している内に不明点は必ず出てきます。ですが、大抵googleで検索すれば容易に解決できてしまいます。
今まで色々不明点や問題がありましたが全て自力で解決できていますし、そもそも一瞬で終わるような対応策ばかりでした。
最近では、サイドスクロールバーが出たり出てこなかったりして使いづらかったのですが、アップデートの際に何かの拍子で設定が変更してしまったらしく、設定画面で該当項目にチェックを入れるだけの作業ですんなり解決しました。
ChromebookでAndroidアプリやツールは使えるの?
AmazoPrimeやHulu、U-NEXT、TVer、Spotifyなどスマホで使用しているアプリはOKだが画面サイズには注意
基本的に大抵のスマホアプリはChromebookでも動作します。
しかし、Chromebookに搭載されているChromeOSは、スマホのAndroidOSと似ているようで異なるため、一部で正常に動作しないことがあります。
例えば、「Hulu」ですが、ChromeOS上では動作しないのでアプリをインストールする必要がありますが、Chromebook上で動作するHuluアプリはあくまでもAndroidで使う前提で作られているので、操作画面の端が途切れます。
映像自体は問題なく視聴できますが、関連動画を探したり、上下に画面スクロールしたりする動作がし辛いです。
その他サービスにしても、基本的にはWEB版で動作するものであればWEB版を利用したほうが確実です。
「Hulu」の用にWEB版が対応していない場合にはアプリを導入せざるを得ませんが、WEB版と同様の完全な動作は保証されませんので注意が必要です。
現時点で「使いにくいなー」と感じていいるのは「Hulu」だけです。以下に列記したサービスはアプリを導入しなくてもブラウザ上で問題なく利用できています。
・U-NEXT
・TVer
・ABEMA
・Spotify
・radiko
twitterやInstagram、TikTokなどのSNSは使えるの?
twitterをはじめ、InstagramやTikTok等のSNSは普通に使えます。
スマホやタブレットと違い、アプリでの利用は画面上の表示がおかしくなったりするので、WEB版をブラウザ上からそのまま使用すれば問題ありません。
自宅ではWEB版・移動中ではスマホアプリでSNSでを使用していますがストレスはありません。
Chromebookで使用するWEBブラウザはGoogleChrome
Chromebookでは基本的にブラウザーは「Chrome」を使用します。サードパーティ製のブラウザもアプリで導入することは可能ですが機能制限があったり完全な動作が保証されていません。
Chromebookを使うのであればブラウザーは「Chrome」と思った方が良いかも知れません。
個人的にはスマホで使用している「BRAVE」というブラウザーが使用勝手が良くて好みなのですが、Chromebookで使用するにはアプリで使う必要があります。

Chromebook上でも「BRAVE」は動くのですが、いわゆる「アプリ」なので、画面サイズが異なります。表示調整でフルスクリーン表示には出来るのですが、アプリで表示される画面を無理くり14インチのPC画面に合わせてフルスクリーンっぽく表示しているだけなので、とっても見にくいです。
スマホ画面をパソコン画面の大きさに拡大して見るような感じですので、ChromebookではやはりChromeを使うのがベストだと思います。
GoogleChromeは拡張機能が豊富に揃っているので非常に便利
Chrome拡張機能は「ブラウザに追加できる便利機能」のことで、自分好みに設定を行ったり、Chromeブラウザ上から様々な作業が出来てしまします。
YouTubeを閲覧する際に目障りな広告を排除してくれる拡張機能や音声から文字起こしをしてくれるAIがあったり、キーワードの検索ボリュームを調べてくれるツールや誤字・脱字がないかチェックしてくれたり、スクショ撮ったり、録画したり、英文のスペルチェックをしてくれたり、パスワードを管理してくれたり・・・およそ「こんな機能があったら良いな」と常識的に考えられる機能の殆どは網羅されているのではないでしょうか。
数あるChrome拡張機能の中において、「OneTab」は絶対に入れておいた方が良いベスト・オブ・Chrome拡張機能です。
ブラウザで10個以上のタブを開き続けていくと次第に動作がモタついてくるとお伝えしましたが、この「OneTab」でその問題はほぼ解決されます。
「OneTab」の中で複数のタブを管理できて、「OneTab」自体はタブ1個としてカウントされるのみなので、「OneTab」の中に100個・200個・・・と、どれだけタブを増やしていっても見た目上のタブは1つだけなので動作に影響することがありません。
例として、ニュース記事を読んでいていつの間にか13個のページを開いていたような状況が下記の画像のような状態です。
ページ上部のタブがズラ〜っと13個並んでいるのが分かります。このような状態になるとChromebookの動作はだんだんと重たくなってきます。
CPUやメモリを高スペックなモノを積んでいれば話は変わってきますが、低スペックなCeleron&4GメモリのFM-Vにはそこまで高負荷な作業をさせられません。
で、登場するのが「OneTab」です。
下記画像が「OneTab」にタブをまとめた後の状態ですが、画面左上に青色の宝石のような形のファビコンのタブが1つが見えると思います。
そのタブの中に13個の先ほど開いたページが格納されているイメージです。
「ヤフーニュース 13個のタブ」のグループに先程の開いたページが含まれていて、幾つでもこのグループを増やしていくことが出来て、それぞれのページタイトルをクリックすれば元通りに復旧してページを表示してくれます。
復旧した際にグループ一覧から無くなってしまわないようにロックを掛けて置くことも出来るので、ブックマークの代わりに使うのも便利です。
何より「OneTab」1つしか開いていないので、幾つページを追加しようと動作が重たくならない点がすばらしいです。
Chromebookを使う際には必ず導入することを強くオススメします。
Chromebookはブログ運営に使えない?【まとめ】
「個人でのブログ運営に絞った場合にChromebookは使えるのか?使えないのか?」について実機FM-Vを参考例としてどの程度作業ができるのかをお伝えしてみました。
「CPUの違い」とか「メモリは多いほうが良い」・・・等の情報は実感はなくとも知識としては知っているので、Chromebookでブログをやりたい人にとって「もう知ってるよ!」となってしまうような情報ではなく、「そーだよコレコレ!」と思ってもらえるように、自分自身がChromebook購入に至るまでに抱いていた疑問や不安と購入してから気づいた感想や使い勝手等を主にお伝えしました。
YouTubeはまともに映るのか?
色々起動させながら並行作業は出来るのか?
不都合な点は無いのか?
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