何かと世間を賑わせている政治家女子48党の新代表し就任した斎藤健一郎参議院議員が3月分の議員報酬(給料)を公開してくれました。
併せて公設第一秘書の給料明細も公開してくれています。
国民の支払った税金を財源としているお金だけに制度の批判はあるものの実情を良くも悪くも伝えてくれている姿勢は非常にありがたいです。
政治家女子48党の斎藤健一郎代表は幾らの報酬を受け取れるのでしょうか?
斎藤健一郎参議院議員の受け取る歳費(議員報酬)は日割り計算
冒頭お伝えしました通り、政治家女子48党の斎藤健一郎新代表(参議院議員)が3月分の歳費として受け取った内容を公開してくれています。
ガーシー元議員の除名に伴い繰り上げ当選となった斎藤健一郎議員は「議員としての初歳費・税金あじゃーす!」と付け加えた上で明細書をTwitterにUPしました。
<議員としての初歳費>
税金あじゃーす!@maruyamahodaka #政治家女子48党 pic.twitter.com/LE037OCQDC
— 齊藤健一郎【参議院議員/政治家女子48党代表/ホリエモンが秘書/堀江政経塾塾長】 (@aqua_saito) April 9, 2023
国会議員が受け取る報酬が高すぎるとか、領収証が不要な手当をはじめとした意味不明な各種手当の存在について賛否がありますが、現実的には法律上正当な権利として成立しているので受け取らない選択は出来ません。
しかし、「正当な権利」に則って受け取った報酬なのであれば、せめて真っ当な議員活動に活かして貰いたいと願います。
調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費):25万8064円
支給合計額:59万1999円
所得税:1万1150円
差引支給額:58万849円
「第2の給与」調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)
画像引用:ytb
議員在籍日数が1日であっても満額の100万円が支給されていた調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)ですが、非課税の上、領収書の添付義務や使途の報告・公開義務も無いため「第2の給与」と言われ続けていて国民からの非難が大きかった事もあり、法改正を経て2022年4月に日割り制度が実現しました。
【文書通信交通滞在費】1日だけの国会議員にも100万円… 吉村知事、非常識な経費に憤慨「これが国会の常識。おかしいよ」 https://t.co/YiZ2IfFTjE
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) November 13, 2021
今回、斎藤健一郎議員が公開している歳費の内訳にも調査研究広報滞在費が含まれていますが、日割り計算の8日分となっています。
「第3の給与」立法事務費は会派(政治家女子48党)から65万円!
公設第一秘書の給与明細を公開!政策秘書や第三秘書の給与は?
「初公開!?公設第一秘書給与>」として、自身の公設第一秘書も給与明細を公開してくれています。
<初公開!?公設第一秘書給与>
税金あじゃーす
3月の議員歳費は日割りなのに秘書は満額???#なんでも公開する党
なんで、控除額が少ないのか!?#社会保険とか年金とか
ちゃんと理由はわかりますか??? pic.twitter.com/jjC4PWDRVr— 齊藤健一郎【参議院議員/政治家女子48党代表/ホリエモンが秘書/堀江政経塾塾長】 (@aqua_saito) April 10, 2023
議員秘書給与についても、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)と同じく、現時点では勤務日数が1日であったとしても満額支払われる規定となっていてます。
公設秘書として、3名まで雇用することが法律上認められていますので、残る2名の秘書(政策秘書・第2秘書)についても給与明細の公開をしてほしいですね。
期末手当(ボーナス)や各種手当を含めると、おおよそ3名で2500万円〜3000万円が年間に掛かってきますが、財源は全て税金です。
政治家女子48党| 斎藤健一郎代表の歳費公開!【まとめ】
お伝えしました通り、何かと世間を賑わせている政治家女子48党の新代表し就任した斎藤健一郎参議院議員が3月分の議員報酬(給料)を公開してくれました。
併せて公設第一秘書の給料明細も公開してくれています。
実は国会議員が直接的・間接的に受け取れる報酬にはこの他にも色々と存在しており、「公用車・旅費・雑費・議員会館・議員宿舎・議員宿舎と議員会館を運行する無料バス・運行・JR無料パス・航空券引換証・・・」など、挙げればキリがありません。
高度で専門的な分野で日夜働いている国会議員の方の苦労は計り知れませんが、無駄なお金は1円でも多く排除して頂き、今回の斎藤健一郎議員のように歳費の実情を公表してもらえると国民としても政治に興味を持つ一助になるのではないでしょうか。
政治家女子48党は色々と揉め事を起こすことで認知度を上げる党の戦略なのかも知れませんが、良くも悪くも「言いたいこと・やりたいこと・やっていること」は有言実行している数少ない政党のように感じています。
ガーシー元議員が失職し、大津綾香党首が辞任し、立花孝志氏が党首(代表権無し)に再任・・・と、慌ただしくも色々動いている実感はある党ではないでしょうか。
「政治家女子48党」のネーミングは一旦置いといて、今後の活動には注目をしていきたいですね。
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