政治家女子48党(旧NHK党) とは何?分かりにくい理由はなぜ?

NHK党が政治家女子48党に名称変更したことは知っていても、イマイチ実体がよく分かってない方もいるのではないでしょうか?

実際よく分かりませんし、同じ名称で2つの組織が存在して活動を行なっているため尚分かり難いと思います。

今回は「政治家女子48党(旧NHK党) とは何?分かりにくい理由はなぜ?」をテーマとして、国政政党としての政治家女子48党と政治団体(地域政党)としての政治家女子48党について出来るだけ分かりやすく解説していきます。

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政治家女子48党(旧nhk党) とは何?分かりにくい理由はなぜ?

政治家女子48党がとにかく分かりにくいのは、単純に同一名称の組織が2つ混在しているからです。

1・政治家女子48党(国政政党)
2・政治家女子48党(政治団体または地域政党)
どちらも「政治家女子48党」ですし、どちらの公式ホームページも同じロゴを使用しているため大変分かりにくい・・・と言うよりも、一見して区別は付きません!
本来は全て政治団体と称されるのですが、ここでは敢えて「国政政党」以外の政治団体を区別する意味合いで「政治団体」と称しています。
現時点で言えることは、「政治家女子48党は形式上2つ存在していてそれぞれ活動を行なっている」ことです。
・1の政治家女子48党(国政政党)は旧NHK党からの名称変更で、立花孝志党首が在籍する「法律で定められた政党要件を満たした」政党交付金を受けられる政治団体です。
・2の政治家女子48党(政治団体または地域政党)は、「法律で定められた政党要件を満たさない」政党交付金を受けられない政治団体です。
ですが、実際の所、大本を辿れば全ては立花孝志党首が描いたレールの上で展開している1つの団体であり活動でもあります。
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立花孝志党首率いる国政政党としての政治家女子48党(旧NHK党)

元々は旧NHK党から2022年の参議院選挙に出馬したYouTuberのガーシー氏が比例代表区で当選し、旧NHK党の得票率が法律で定める政党要件を満たしたため国政政党と認められ、政党助成法に基づき2028年までの政党交付金の支給が決定されました。

政党交付金の受給が叶った事が最大の恩恵ではないでしょうか。

2023年度は、約3億3400万円もの額の交付金が政治家女子48党(旧NHK党)に交付される予定です。

しかし、国会に出席をしないガーシー氏に対して除名処分が下され、その責任を取り立花孝志氏は当時の旧NHK等の党首を辞任し、政治団体として活動をしているもう一方の政治家女子48党所属の大津綾香氏に後任を託して、立花孝志氏は旧NHK党を辞任し、ここで党名もNHK党から政治家女子48党へと変更しました。

この瞬間から政治家女子48党という組織が2つ存在することになりました。

その後、案の定というか何というか党内のゴタゴタが勃発し、資金ショート・党口座凍結など、大津綾香体制での党運営に任せておけないとの事から、一度は辞任した立花孝志氏が再度党首に就くという事態になりました。

大津綾香氏については4月6日付けで党を除名処分となっていますが、大津綾香氏は納得がいかないようで、党首辞任は承認しておらず現在も自身が党首だと主張しています。

立花孝志氏は代表権を持たない党首ということで、新代表にはガーシー氏の除名処分に伴い繰り上げ当選となった斎藤健一郎参議院議員が就くと発表されました。

おそらく出来レースだと感じる部分が強いのですが、代表は斎藤健一郎議員ではあるものの、全権を立花孝志党首に委任していると発言していることから、事実上立花孝志党首が代表者であると考えられます。

ケツ拭き要員とでも言うべき形だけの代表者・斎藤健一郎氏を据えたことで、描いていた構図は凡そ描かれたのではないでしょうか。

この発表時点では、大津綾香氏が代表権を譲らないと息巻いていたため、あくまで希望的観測での代表発表で、実際総務省からも一度は代表変更を認めて貰えなかった一幕もありました。

しかし、結論としては、斎藤健一郎議員が新代表で総務省にも正式に認められたとのことで、大津綾香氏の除名処分も有効性を帯びたということになるのでしょうが、政治家女子48党からの公式な見解は現時点では発表されていません。

少なくとも大津綾香氏が党首でないことだけは確定したと捉えて良いかと思われるのですが、どうやらそうでも無さそうな雰囲気です。

大津綾香氏は辞任した意思はないとしているものの、総務省において代表者変更が正式に受理されたのであれば大津綾香氏が「辞めてない」といったところで何ら効果は薄いのではないでしょうか。

また政治家女子48党の党規約において、「党首」の選出方法に触れられていないので底は疑問が残ります。

その他の役員は「党首が決める」と謳っていますが、肝心の党首をどのように選出するのかは規約上では判断が付きません

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政治団体としての政治家女子48党の党首は夏目亜季荒川区議会議員

政治団体としての政治家女子48党の党首を務めているのは荒川区議会議員の夏目亜季氏です。

2019年の統一地方選挙において現政治家女子48党の前身団体でもあるNHKから国民を守る党の公認で荒川区議会議員選挙に立候補氏当選しました。

その後2022年11月に政治団体・政治家女子48党の結成を発表しました。

立花孝志党首プローモーションの政治団体の発足ですが、「政治と選挙は別物」と常々仰る意味が正にこのことなんだろうと考えさせられます。

選挙で数字を取る」ための奇策でもありつつ、事実、数字を取って選挙に受からなければ公約も理念も何一つ変えられないので、とにかく注目を浴びること・議席を獲得することが最優先事項であることから編み出された手段であるのでしょう。

是非はあれども、「政治に興味を持ってもらう」意味においては抜群の演出ではないでしょうか。

夏目亜季党首も発言していますように、政治家女子48党は2つ存在します。

分かりにくいのですが本当の話です。

夏目亜季党首率いる政治家女子48党は政党要件を満たさない政治団体につき、政党交付金が支給されない団体です。

大本は1つなので裏でゴニョゴニョしてはいるのでしょうが、表向きはそんな感じです。

政治団体・政治家女子48党の活動で認知度を上げる

国政政党・政治家女子48党の知名度も上がる

国会議員・地方議員が増える可能性が大きい

国会議員が増えれば政党交付金の支給額が増える

もっとアピールを出来る

巡り巡って落選候補者の補填も可能になる

旧NHKJ党から政治家女子48党へ党名変更を行なった際にも、「NHK党の名前は十分売れた」と発言しており、議席を獲得することがもちろん大事なのでしょうが、それよりもとにかく名前を売ることが現時点での最大の目的の1つなのではないでしょうか。

とにかく「選挙は儲かる」のだそうです。

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政治家女子48党の協賛・ネット選挙株式会社とは何?

政治家女子48党の協賛企業としてネット選挙株式会社という会社の存在があります。

こちらも表向きは独立企業の体を成してはいますが、実際には立花孝志党首の息の掛かった関連企業なのではないでしょうか。

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立花孝志党首はとにかく色々な会社を持っていますので、ネット選挙株式会社が関連企業であったとて驚きもしませんし、むしろ多角的に良くやってるよな・・・と関心すらしてしまいます。

また、賛否は別として、リアルタイムで様々な情報をYouTube配信してくれている点は素晴らしいと感じています。

また、話の軸と方向性にブレがないと感じますので、好き・嫌いはともかく自身の発言としては一貫性を持った主張が行われているのではないでしょうか。

当然、過激な言動でアンチも多くいるとは思いますが、一政治家としての在り方は他の多くの先生方にも見習ってほしいとは思います。

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政治家女子48党(旧nhk党) とは何?分かりにくい理由はなぜ?【まとめ】

今回は、お茶の間を賑わせている立花孝志党首率いる政治家女子48党について少し端折りながらではありましたが現状混在している2つの組織について解説をしました。

1・政治家女子48党(国政政党):立花孝志党首
2・政治家女子48党(政治団体または地域政党)
現状、政治家女子48党と言えば国政政党としての政治家女子48党を指すと考えたら自然かも知れません。
しかしながら、政治団体としての政治家女子48党も知名度UPに向けたさらなる取組に今後注目されるところでしょうね。

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