高級化粧品ではなくただの水?雨辰(うしん)の会社住所はどこ?

ただのペットボトル入りの飲料水を高級化粧品の取引として装い、消費税の還付を受けようとしていた東京都新宿区の雨辰(うしん)合同会社が東京国税局の税務調査を受け、関連企業と併せて約44億円を追徴課税させられました。

雨辰(うしん)合同会社の代表者は税務調査後に中国に出国しているようです。

高級化粧品ではなくペットボトル入りのただの飲料水?

ペットボトル入りの飲料水を高級化粧品と偽り、P&Gや資生堂といった大手メーカーから仕入れたと装って輸出会社10社に仕入れ価格(370億円)と同額で販売し、輸出会社は香港へ輸出したと税務申告を行なっていたようです。

輸出品には消費税が免除される制度を悪用して、申告額の370億円に掛かるべき消費税の還付を受けようと目論んでいたとのことです。

370億円で仕入れたと申告していたペットボトルの入りの水の仕入額は実際には30億円ほどで、雨辰(うしん)合同会社に対して、過少申告加算税などでおよそ35億円の追徴課税をしました。

輸出会社に対しては、不正な還付申告を行なったとして約9億円の追徴課税が行われています。

雨辰(うしん)合同会社の事務所所在地の住所はどこ?

なかなか悪質な仕事を行なっていた雨辰合同会社とは一体どんな会社なのでしょうか?

ネット上で法人情報を検索した所、以下のような項目が確認できました。

・法人番号:3010003022814
・法人名:雨辰合同会社
・フリガナ:ウシン
・住所/地図:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2丁目13-14メゾン田中B1F
・法人番号指定日:2015/12/15
・最終登記更新日 :2019/09/09

ニュース報道で新宿区高田馬場までは判明しており、高田馬場に所在地を置く「雨辰合同会社」はここ1社のみなので、断定はできませんが可能性としては高いと考えられます。

高級化粧品と偽った実際のペットボトルの入りの水はどれ?

高級化粧品を装って輸出を行なっていたとされるペットボトル入りの飲料水の実物がどんな商品だったのか気になりますが、残念ながら確認には至っておりません。

会社の近くの酒販店から大量に購入して化粧品のラベル貼りや箱詰め等を行なっていたとのことなので、一般的に手軽に購入可能な商品だったのではないかと考えられます。

いくらペットボトルのラベルを張り替えたからといって、高級化粧品と偽って販売することが出来るのか?と疑問に思ってしまいますが、オリジナルラベルのクオリティが非常に優れているので、デザインによっては騙されてしまうかもしれないですね。

しかし、30億円分の水って一体どのくらいの規模になるのでしょうか?

500ml入りだとして単純に1本100円と仮定した場合、3000万本です。

1箱24本入りだとしてトータルで125万箱になる計算です。

2年間このような行為を行なっていたとされていますので、毎月約5万箱の取引を継続していたのではないかと考えられます。

1日あたり約1700箱になる計算ですが、購入していたとされている近所の酒販店も何か違和感を感じなかったのでしょうか?

化粧品の取引があったとされる時期と同じ時期に、近くの酒販店から大量の飲料水を購入していた

引用元:朝日新聞

詳細は不明ですが、どうやら2Lのペットボトルを爆買いしていた可能性もありますので、その場合のシュミレーションも併せて行なってみます。

大雑把に1本150円と仮定すると、2年間の総計が2000万本となります。

一般的に2Lのペットボトルの箱入りは6本セットで販売されていることが多いので、約333万箱となります。

毎月13万箱、一日あたり4600箱もの大量なペットボトルの量になりますが、いくら爆買い大好きな中国人でも普通に考えて怪しいですよね。

水を高級化粧品と偽り代表者は国外逃亡!ネット上の反応は?

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