北海道蘭越町の蒸気噴出場所はどこ?流出水は毒レベルのヒ素濃度

北海道蘭越町で蒸気が噴き出した問題で、高濃度のヒ素を含む水が再び調査地の外部に流出したことが新たに分かりました。

専門家の見解では、現場敷地内の水は「毒レベル」のヒ素濃度とも言われているため、触れるだけで皮膚がただれる可能性もある危険な状態だそうです。

ヒ素を含む水がたまり続けている状況への措置として、仮に貯水池(大きな穴)を設けて一旦そこに貯めてパイプラインで敷地外の井戸へと排水する設備が設置されていましたが、パイプラインのバルブ(弁)がほぼ閉まっていたために正常に排水が行われず貯水池が溢れたものとみられます。

周囲の川からは基準値を超えるヒ素が検出された他、蒸気と共に噴き出した地下鉱物「石英」が農業用水に流れ込み、白濁する被害も報告されていたり、現場に弁当を配達に訪れた女性が硫化水素中毒で一時入院したりと、様々な実害が出てきているので心配です。

北海道蘭越町の蒸気が噴出している地域とは一体どこなのでしょうか?

北海道蘭越町の蒸気噴出場所はどこ?現場周辺の川からヒ素が検出

日をを含んだ蒸気が噴出されている場所は「蘭越町交流促進センター雪秩父、大湯沼から北東に約3300m進んだ地点」と蘭越町の発表が行われています。

日刊スポーツの報道記事ではニセコパノラマラインから撮影された写真が公開されています。


画像引用:日刊スポーツ

GoogleMapで同じ場所を探しますと、おおよそ以下の場所から撮られたであろうアングルであることが判明しました。

実際の雰囲気と状況とが異なっていますが、場所と方向は概ね一致しています。

また、GoogleMapに投稿されている写真を参考にさせていただくと、大湯沼から北東方向に立ち上る蒸気と作業用の施設が確認出来ます。

「大湯沼から北東に300メートル」という蘭越町の発表からしても一致します。


画像引用:GoogleMap

GoogleMapで改めて確認すると、「地熱発電所」がその地域にありますので、作業地域が「地熱資源調査エリア」であることからもおそらくその付近で掘削作業が行われていたのではないかと考えられます。

しかし、実際に今も継続して噴出を続けるヒ素を含んだ蒸気は人体にも悪影響を及ぼす恐れがあるようで、専門家によると「毒レベル」のヒ素含有濃度になる場所もあるようです。

この濃度は完全に毒です。皮膚に触れてしまうと、その後ただれるなどします。非常に近い地域で、水蒸気を含んだ水滴を浴びないようにしてください

引用元:yahoo!ニュース

現地には作業に携わる沢山の方々がいるでしょうから、2次被害が起きないことを願います。

世間の反応は?

バルブは簡単に閉まる不良品や誰でも操作できる状態なのだろうか。 会社に恨みや地熱発電の反対派など徹底的に原因追求しないと同じことが続くのでは。また、この最初の事故も人為的でないのかも調べるべきでは

ヒ素毒で連想するのは和歌山カレー事件だか、日本の国土には少なからず存在するもの。 ただ基準値の2700倍の高濃度水が1日2000トンも多量に排出しており、しかもバルブ管理に問題発生とは、呆れるぐらいの現場管理の問題。 むしろ人為的な妨害工作を疑うレベルだ

バルブが閉まっていたのなら閉めた人がいる。ってことでしょう。バルブの開閉をコンピュータ制御しているのなら別ですけどね。ヒューマンエラー?なのか人為的なのか?システムエラーなのか?

引用元:yahoo!ニュース

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