福岡県朝倉市の「カルナパーク花立山温泉」は小さな子供連れには絶対おすすめです。
pH10.1の泉質はトロトロで素晴らしく申し分ありません。その上で子供も一緒楽しめる環境が整った温泉施設となるとココ以外でなかなかお目に掛かることが出来ません。
大人も子供も満足の花立山温泉行ってみてくださーい。
温泉好きがお伝えする温泉情報 〜第２回・カルナパーク花立山温泉〜
「カルナパーク花立山温泉」福岡県朝倉市の豊かな田園が残る静かな環境に立地しています。
批判を恐れず敢えて言うなら周りは畑や田んぼばっかってコトです。それをオブラートに優しく包んで大人の世界で表現すると「豊かな田園が残る静かな環境」となります。
いやー良いですよ田舎って。
空気は美味しいし、星空は綺麗だし、ザリガニ採れるし、蚊は多いし・・・
前回の杖立温泉とはまた違った魅力を持つ花立山温泉ですが、一言で言えば「子供と一緒に朝から一日中楽しめる温泉施設」です。
花立山温泉の効能は何？
pH10.1のアルカリ性の泉質は入れば誰もが実感できるほどの「ヌルヌル感」です。
アルカリ成分の高い温泉に入ると人間の皮膚の表面の角質部分が溶けてヌルヌル感じるのですが、身近なところでは、石鹸が同じ原理でヌルヌルする仕組みになります。
公式HPによると神経通、筋肉痛、冷え性などの効能が期待出来るそうですが、表記上の効能はおそらくどの温泉施設でも似たような内容では無いかなと感じます。むしろ本当の効能とは温泉成分の直接的な効果に加えて、入浴時の開放的なリラックス感やほのかな硫黄の香りや露天風呂で観る景色や鳥の声といった他の要因がいくつも重なって得られているものではないかと思ってます。
その意味からすれば、花立山温泉はまず泉質が抜群に素晴らしいこと。
pH10.1の数値が科学的にどの程度のレベルなのかは分かりかねますが、入れば誰でも実感できるヌルヌル感は他ではなかなか体験できない泉質ではないかと思っています。
また、毎分800Lもの湧出量を誇る源泉は硫黄の独特な香りを放ち、飲用すれば芳香が鼻から抜けていくアロマを感じることが出来ます。（飲用の可否は分かりませんがおじちゃん達は手にすくってゴクゴク飲んでいるからまあ悪くは無いのだろうと私も飲んでますが美味しいですよ。自己責任の下味わってください。）
そして雰囲気が良い（と私は思っている）
言葉で説明するのが難しいのですが、何となく居心地の良い場所って無いですか？それがココです。人が多い少ないに関わらず、それに関係なく自分の時間を楽しめるって感じかな？
建築的な浴室内の作りがそう感じさせているのでしょうか、ココはゆったりとした空間で子供連れでも何ら問題ありません。
併設の露天風呂では景色と木々の香り（森林浴）・虫や鳥の声を聴きながら寝ちまってください。ただ泉質が素晴らしいからだけじゃなく、その他要因がまた良い味を出してくれてます。
人気のサウナが再開しました
コロナの影響か、一時期閉鎖されていたドライサウナが復活しています。
以前私が訪れた際には1個しか無かったんだけど高温サウナと低温サウナの2種類が用意されているみたいで、サウナ好きにはたまらないですね。
サウナでバッチリ汗を出したら私は水風呂がチメタイから苦手なので外に行ってしばらく涼みます。
昔、とある試験勉強に励んでいたいたころ、テキストに重要な箇所をマーキングしたり書き込みをして頑張った時期がありまして、信じられないかも知れませんが常に本を読んで勉強していました。
ココでは無いですが、当時住んでいたアパートの近所のサウナのある銭湯に行った際バンダイのおばちゃんに本を持ち込んでもいいか確認したら良いとのことだったので意気揚々とテキストと共にサウナに入りました。
そう私はサウナの中でも勉強をしていたのです。
３分・５分・・・と時間が立つにつれ、なんか目がおかしいのマーキングの色が薄く見えてくるなーと思ったらあっという間に何も見えなくなっちゃったんです。
マーキングも書き込みもぜーんぶ。
状況が飲み込めないまましばらく呆然として、消えた理由をネット検索するとそれこそあっという間に答えが出てきました。
フリクションは熱で消えるんです
私はテキストへの重要部分のマーキングや書き込みをフリクションで行っていたためにサウナ内で熱せられインクが消えてしまったのです。
受験生の皆さんもサウナに勉強道具を持ち込む際は十分注意してください！（そもそも持ち込みをしていいかどうかは確認してくださいね）
その後猛烈な人知を超えた猛烈な挽回を経て試験に無事合格した事は一応お伝えしておきます。
湯上がりはやっぱりバイキング
花立山温泉内での食事には１階のバイキングか２階には和風レストランがあります。
私は毎回バイキングを利用させて頂きますが、大人１人１２８０円で食べ放題なら安いと思います。
その日によってメニューは異なるようですが、先日は甘エビの刺し身が食べ放題であったので、ひたすらソレをチュパチュパしてたらお腹いっぱいになってしまい他を食べ損ねてしまった苦い記憶があります。
子供達はケーキとかプリン・ドリンクバーなんかばっかり食べてますが、まあたまにはこんな日があっても良いのかなと（笑）
品揃えも悪くはないと思います。補充もスムーズだし、甘エビのようなたまーにラッキーアイテムに出会うこともあるのでやめられませんなー。
私は基本的にどこのバイキングを訪れても大好きな量にを最初にいっぱい食べて早々に撃沈してしまうので、まんべんなく色々食べてる人を見ると見習わなきゃイカん！と毎回考えさせられすのですが、なかなか直らないんですよね。
子供が大喜びスロープカー
最初にお伝えするべきだったのでしょうが、花立山温泉の目玉がスロープカーです。
どうかすればスロープカーに乗りたいが為にココに来たと言っても良い時もあります。「おふろのでんしゃのろ！」と子供もお気に入りのスロープカーです。目的が温泉なのかスロープカーなのか分かりません。
小さな子供でも操作は簡単です。
乗り場で呼び出しボタンを押せば下りてくる（上がってくる）ので、のって扉を閉めるボタンを押せばあとは勝手に動いてくれます。
このボタンを押して動かすって行為が小さな子供にとっては夢のような出来事で、何回も何回も上がっては下ってを繰り返して、いい加減親の方が飽きてきた頃に帰るって感じで毎度楽しませてもらってます。
子供が小さいうちって色々手が掛かって、親の都合通りに進まなくてイラって来ることがあるんですが、例えばこのスロープカーを何度も乗って楽しんでいる光景ってもうあと少ししたら見れなくなると思うとものすごく感慨深くなってしまいます。
子供が無条件で懐いてくれる時間ってホンの一瞬でしか無いんですよね。
どんどん大きくなって反抗期を迎えて義務教育を終えて、社会に出て・・・と考えると、何でか涙腺が緩くなってきてしまうのは年のせいかも知れません。
そんなかけがえのない瞬間を楽しく過ごさせて頂いてる花立山温泉には本当に本当に感謝です。
花立山温泉の効能は何かと言うならば
泉質の良いトロトロの温泉に入って、サウナでバッチリ汗かいて、たらふくバイキング食べてと一連の全てにおいて効能があると思って毎回利用させてもらってます。
その上で、子供が楽しく過ごしてくれる姿を見て気持ちがホッと和む自分がいることですかね。
スロープカーはやっぱり良いと思います！
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