【秘湯】湯川内温泉かじか荘の紹介ブログ!飲用や泉質・入浴の感想

天然の秘境と称される鹿児島県の湯川内温泉

山の奥深くにある温泉施設につき冬季の積雪次第では行くことすら出来ない秘湯です。

ここは他では類を見ない程透明度の高い泉質が自慢の温泉で、エメラルドグリーンの湯船には感動すら覚えます。そんな湯川内温泉についてお伝えしていきたいと思います。

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湯川内温泉ってどうなの?

湯川内温泉を端的に表現するならば「  」ではないでしょうか。

湯船に浸かる前の波立ってない水面を見てください。その美しさに吸い込まれていきますから。

あまりに透明度が高すぎてホントに温泉なのか?と思ってしまう程。底に敷き詰められている石の加減にもよるのでしょうが、淡いコバルトブルーの色がとても美しいです。

泉質自体は無色透明の若干硫黄の香りのするお湯です。そのお湯が浴槽の足元から絶え間なく湧き出してしているんです。いわゆる一度も空気に触れることなく供給された源泉ってことですね。

湯船自体は小さく大人数人も入れば狭苦しささえ感じてしまうのですが、ギューギューに片寄せあって黙って湯船に浸かる姿もまたココでの良い思い出になるのではないでしょうか。

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ゆ~っくり温泉に浸かってください

湯川内温泉の湯温は結構ヌルいです

夏場は丁度良いのかも知れませんけれども、秋冬時期はガチで寒いです。なので皆さん長時間入っていますよ。30分・1時間とか全然珍しくないですね。だって長い時間入ってないと寒いんですから上がるに上がれないってのも大きいと思います。

公表値で36℃〜38℃程度ですから結構ヌルいと思います。家で36℃のシャワーに浴びたイメージをしてみてください。

秋冬時期の対策で湯上がり用の熱めに加温した浴槽が別にもう一つありますので、どうしても身体が温まりきれなかった場合にはそちらに浸かって復活してください。

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浴室は上ん湯と下ん湯の2箇所

浴室は2箇所あり、その名の通り受付横辺りにある下ん湯とそこからちょっと坂を登っていった先にある上ん湯の2つです。

大きな違いとしては、下ん湯の方が浴槽自体が少し大きく、秋冬時期用の加温された浴槽があります。上ん湯は浴槽もちょっと小さ目で、加温された浴槽もありませんが、源泉温度がコチラの方が若干高いそうです。

どちらを選ぶかはお好みですが、ワタシはいつも上ん湯です。

何でか?それは子供が上が良いと申すからです。ハイ、全ては子供優先ですハイ。

上ん湯まで20〜30m程度の道のりですが、途中に鯉が泳いでる池があったりして子供にとっては上以外の選択肢は無いのだと思います。疲れるとか疲れないとかの要件はこういう場合の子供の判断基準には含まれないんだと早々に知りました。

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気になる泉質や効能はどうなの?

湯川内温泉の泉質はPH9.4のアルカリ性単純泉なので、一般的に言う「トロトロ」とか「ヌルヌル」といった表現が合う温泉ですが、やはり湯船に浸かると感じるのは皮膚のヌルヌル感です。高アルカリ温泉ならではの感覚ではないでしょうか。

効能については、五十肩、うちみ、疲労回復・・・など、よくよく見かける文言が並びますが、公式HPでは「自律神経不安定症、不眠症、うつ状態」と表記があります。

湯温が低いので自動的に長時間入ることにより特に精神面での安らぎを顕著に得られやすいのではないかと思います。何となく分かるような気がします。

温泉にしても薬にしても、直接的な作用もさることながらそれによって得ることの出来る相対的な作用の部分が大きいのではないでしょうか。

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温泉をポリタンクで持ち帰り

湯川内温泉の温泉は腐らないとのことで有名です。ことの真偽は分かりませんけれどもそれぞれ持参してきたポリタンクに温泉を汲んで持ち帰ります。

湯川内温泉では入浴プラス温泉の持ち帰りでイベント達成になる施設なのです。

500mlや2Lのペットボトルを山程持ってくる方や、大容量焼酎の空き容器を持ってくる方、ポリタンクを積んでくる方まで持ち帰り方法は様々です。

ワタシもココの温泉に惚れ込み温泉汲みが日常化していた時期がありましたが、その時は20Lポリタンク5個(計100L)で持ち帰り、約1週間掛けて消費していました。

お茶やコーヒー、お米の炊飯や料理まで水道水の代わりに何でも使用していましたが、一番のおすすめは焼酎のお湯割りです。

美味しい」と言う知人の進めで試してみたのですが、ワタシは湯川内温泉の温泉で割った焼酎のお湯割りを飲んで焼酎の美味しさを知ったのです。

ホントにウマかったです

それまではハッキリ行って嫌いだったんですよ。匂いはクサいし、味も美味しくないし、ただ、付き合い上仕方なく飲んでただけで好き好んで焼酎に手を伸ばすことは今まで無かったのですが、ココの温泉で割った焼酎はスゴく美味しいと感じました。

ただでさえ芋焼酎自体が独特の香りがある上に硫黄臭い温泉で割れば尚クサくなるんですが、味がスゴくまろやかになって美味しいと感じるんです。

味が美味しいと思えば不思議と匂いも気にならなくなって、むしろそのクサい匂いが美味しいとまで思えるようになってしまったのは湯川内温泉の驚異的な効果の一つでもあります。

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【結論】湯川内温泉の感想はどうですか?

湯川内温泉は泉質データ的には高い数値の良泉です。

ただし、お湯がビックリするほど素晴らしい!と感じるわけでもなく、湯川内温泉の魅力ポイントを挙げるとすれば、以下の3点になると思います。

  1. 雰囲気がいい
  2. 湯船の透明度が半端ない
  3. 温泉の持ち帰りがウマい

1については、よくこんな山奥に作ったよなーと思う秘境感です。公式HPでも「天然の秘境」って自分で言っちゃってますから秘境なんですよ。

周りは何にも無いです。あるのは自然の景色と音それと温泉です。それが魅力でもあります。

2については、お湯が気持ち良い以前の問題です。美しすぎるお湯は浸かる前からインパクト絶大です。

3は、おそらく湯川内温泉を訪れる大半の人が「お持ち帰り」を目的としているのではないかと思ってます。ココの湯は飲用することが最大の堪能方法なのではないでしょうか。それほど素晴らしいです。湯川内温泉を訪れたら必ず飲んで持ち帰ってください。

結論は、「泉質は確かに素晴らしいが、それ以上に飲用の効果が素晴らしい」です。

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