成田市議会は14日に女児への強制わいせつ容疑で逮捕された星野慎太郎議員に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決しました。
決議自体に法的拘束力は無く、どのように受け止めるかは議員の判断に委ねられます。
採決では、神崎勝議長と容疑者を除く、27人が賛成、1人が反対した内容となっていますが、ただ1人この決議案に反対票を投じた議員は誰だったのでしょうか?
今回は「星野慎太郎市議の辞職勧告決議案に唯一反対した議員は誰?」と題しまして、星野慎太郎成田市議会議員が起こした女児へのわいせつ行為と議会にて擁護側に回ったと捉えられる議員は誰だったのか等について検証してみました。
星野慎太郎議員の辞職勧告決議案に唯一反対票を投じた議員は誰?
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星野慎太郎議員の辞職勧告決議案にただ1人反対の意思表示を行なった議員は、会津素子成田市議会議員で、2011年の統一地方選挙で初当選を果たして以来現在4期目を迎える市議会議員です。
「緑の党グリーンズジャパン」という政治団体の千葉県本部共同代表を務められています。
基本政策に、地球環境や基本的人権・子育てを大きな柱として掲げており、図書館について熱い思いをお持ちの点についてはまんが図書館を運営している星野慎太郎議員と同調する考えを持っているように見受けられます。
会津素子議員は特に会派に所属すること無く1人で活動を続けているようですが、「子供の未来」について取り組まれている議員活動は個人的には賛同したいと思いました。
直接の活動ではありませんが、会津議員の活動を調べていてたどり着いた情報で、この映画の存在に出会えただけでも十分な収穫を得られたと感じています。
「夢見る小学校」と第されたこの映画では、宿題がない、テストがない、先生がいない、通知表がない、校則がない、・・・等、「楽しくなければ学校じゃない」をコンセプトに、60年間に渡り独自の教育方針で取り組みを続けている世田谷区立桜丘中学校の実践が紹介されています。
世田谷区立桜丘中学校では、生徒総会で決まったことを全て実現させており、定期テストも生徒の要望で無くなったそうです。
公立の学校でここまで自由な校風が実現できるのかと目から鱗が落ちる思いです。
九州ルーテル学院で客員教授を務めておられた大畑誠也先生の「現場至上主義」とどこか似通った考え方がありますが、どちらも子供を第一に考えてくれているのがよく分かる教育方針です。
以前、小学校のPTA会長を務めていた際に、研修で大畑誠也先生の講演を拝聴する機会に恵まれ、毒舌でありながらも熊本弁丸出しのユーモア溢れる講話には時間も忘れて聞き入ってしまいました。
現在でも講演を行なっているかどうかは分かりませんが、田丸小学校様が貴重な動画をYouTubeに挙げてくれていたので併せてご紹介しておきます。
星野慎太郎議員の起こした女児への強制わいせつ行為の再確認
星野慎太郎議員は成田市市議会議員であると同時に千葉県行政書士会の一員でもあります。
市議会議員が市民の代表者であると定義するのであれば、行政書士は市民のために法律に則った手助けを行う専門家と喩えても過言ではないでしょう。
女児へのイタズラは果たして法律に則った手助けと言えたのでしょうか。
変に事実を偽らずに正直に認めている点において同情の余地も少なからずあるのかとも考えてしまいますが、被害を被った女子児童が受けた心の傷や当時の恐怖は今後幾らか薄れていくにしても決して無かったことにはできません。
小学校に通う同じくらいの女の子を子供に持つ父親の1人として、「あいさつくらいの軽い気持ち」で女児を蹂躙した到底許すことが出来ない卑劣な行為であると強く言いたい。
画像引用:日本行政書士会連合会
星野慎太郎議員は選挙時に使用した講演会事務所の跡地うを活用して、漫画を自由に読むことのできる「まんが図書館」を開設しました。
まんが図書館の構想には市民からも多くの支持者が集まり、漫画やお菓子など市民からの寄付によって運営も成り立ち、地元の子供たちにとって憩いの場となってました。
そんな中、図書館内で小学校高学年の女子児童に正面から抱きついたり、頬にキスするわいせつな行為をした疑いが持たれている。
被害を女児の通う小学校の教諭に相談したことで事件が発覚し、逮捕に至りました。
容疑は「強制わいせつ」です。
「ハグしたり、キスしたことに間違いない。あいさつぐらいの気持ちだった」と容疑を認めており、複数回に渡り卑猥な行為に及んでいたそうです。
また、女児に電話をかけ「お尻もんであげる」などとわいせつな発言をすることも複数回あり、本当であれば信じがたい内容ですが、星野慎太郎議員の歪んだ性癖を伺わせる地元の小学校に子供を通わせる父親が興味深い話をしています。
面倒見はいいんですけど、子どもと接するとき、常にニタニタしていた。普通の大人が接する感じではない。
引用元:NEWSポストセブン
まんが図書館は、星野慎太郎議員が別に運営する行政書士事務所に併設されており、法令に則って行政手続きを行う事を生業とする行政書士の仕事の合間に、法令にも何者にも則らない自身の欲望の手続きを淡々と年端もゆかぬ女児に対して行なっていたのかと想像するだけで恐怖でしかありません。
結局、圧倒的賛成多数で辞職勧告決議案は可決されましたが、ただ1人会津素子議員だけが反対の立場を表明しました。
「辞職勧告 賛成27反対1」
逮捕された #成田市議 の #星野慎太郎 容疑者に対する #辞職勧告決議 は、賛成27・反対1で可決されました。反対した 会津素子市議は討論で「議員自らが責任の取り方を判断すべきで、同僚議員や議会が強要するものでない。事件の解明と再発防止を求めたい」などと述べました。 pic.twitter.com/2OhdTkvyxE— 成田ケーブルテレビ_放送制作 (@NCTV_seisaku) June 10, 2023
星野慎太郎市議の辞職勧告決議案に唯一反対した議員【まとめ】
今回は「星野慎太郎市議の辞職勧告決議案に唯一反対した議員は誰?」をテーマに、星野慎太郎成田市議会議員が起こした女児へのわいせつ行為と議会にて擁護側に回ったと捉えられる議員は誰だったのか等について検証してみました。
その結果、政治団体「緑の党グリーンズジャパン」に所属する会津素子議員でした。
「議員自らが責任の取り方を判断すべきで、同僚議員や議会が強要するものでない。事件の解明と再発防止を求めたい」とした上で決議に反対の立場を表明しました。
確かに市民が選挙で公正に選んだ代表者であって、同じ議員とは言え選出の元となった市民はそれぞれ異なり、それぞれの議員毎違う支持者によって支えられているため、極端に言えば「あなたが言うな!」ってことです。
同じ議員であっても支持母体(票を入れた市民)が異なるので別物です。
とは言え議会には規則が設けられているのでこのような決議に至るのですが、法的拘束力が無いので、決議を無視しても何らお咎めはありません。
市議会の判断をどのように受け止めるのかにも今後注目です。
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