山笠の事故現場はどこ?追い山笠の千代流の舁き手秋吉敏実氏死亡

福岡市博多区で15日未明に行われた博多祇園山笠の「追い山笠(やま)」で、舁(か)き手として参加していた同区、男性が(57)が、山笠にひかれた。秋吉さんは同市内の病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。

7月15日に博多祇園山笠の「追い山笠」で舁き手として参加していた男性が山笠に曳かれておなくなりになりました。山笠史上初めての死亡事故です。

博多祇園山笠は、日本を代表する夏の風物詩でユネスコ無形文化遺産にも登録され、毎年300万人の見物客が観覧に訪れていた人気の祭りで、コロナ禍で長らく開催中止が続いていた中、4年ぶりの開催に地元は大盛り上がりの状態でした。

山笠の事故現場はどこ?追い山笠の千代流の舁き手男性がひかれる

千代流の舁き手の男性が山笠に曳かれた詳しい現場の場所や住所などは公表されていませんが、ニュース報道で紹介されている現場状況映像と山笠のルートから推察すると凡その場所が判明できるかも知れません。

ニュースで報じられた際に映っていた場所はコチラです。

地下鉄祇園駅降り口(K10)から祇園町交差点方向を向いた感じです。

主催者側が公表している追い山笠ルートともだいたい一致します。

ニュース報道でも、「冷水町の路上」と説明されていますので、住所的にも大体一致します。


画像引用:博多祇園山笠公式HP

Twitter上では、山笠の一般観覧客と思われる方が事故当時の状況写真らしき画像を公開してくれています。

その画像からすると祇園町交差点を博多駅方面に少し越した辺りではないかとも思われます。

以上の事柄から判断すると、断定はできませんが、おおよそ祇園町交差点付近で発生した事故なのではないかと推察することが出来ます。

敢えて住所でお伝えするのであれば、GoogleMAPの地図情報をそのまま流用して

・〒812-0039 福岡県福岡市博多区1
・〒812-0038 福岡県福岡市博多区祇園町2

の辺りではないかと思われます。

博多祇園山笠史上初めての死亡事故に対する世間の反応は?

山笠の舁き手の男性がお亡くなりになったことは大変痛ましい事故ではありますが、それでも福岡県民の風土に根付いた慣習というか受け継がれてきた伝統行事というか、上手く説明はできませんが、お祭りでありつつもお祭り以上の生活の一部となっている方が圧倒的に多いと思われます。

例えば山笠のシーズンになると私の会社の同僚は毎年20日程度休暇を取得します。普通であれば「ふざけるな!」と一蹴されても可笑しくない私的な長期休暇ですが、こと「山笠」が休暇の理由であればハナシは別です。何のお咎めもなく、むしろ会社のあらゆる関係者から毎年の定期行事のごとく笑いのタネにされる程です。

おそらく私の会社以外でも、多くの企業や学校が「山笠」を仕事よりも大事に扱っています。

たかだか地方の祭りではありますが、ここまで全てが同じベクトルに向いて協力し会えるイベント事って中々お目にかかることは出来ません。

山笠にひかれてしまった秋吉さんも山笠の舁き手として誇らしかったと思います。せめてお亡くなりになった舁き手の秋吉敏実さんのご冥福をお祈りします。

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