uruの「心得」の歌詞やMV動画に込められた意味や楽曲意図は何?

フジテレビ系列で放送中の月9ドラマ「風間公親-教場0-」の主題歌に採用されているuruの新曲「心得」が、泣ける曲として各種音楽配信サイトでのチャート上位にランクインされ続け注目を集めているようです。

「風間公親-教場0-」のために描き下ろしたとのことだけあって、「心得」が奏でる曲調や雰囲気がドラマの映像とストーリーに合致した素晴らしい仕上がりの楽曲です。

今回は「uruの「心得」の歌詞やMV動画に込められた意味や楽曲意図は何?」と題しまして、uruの新曲「心得」に関して歌詞やMV動画の内容・意味・意図などについて考察を行います。

uruの神懸かった音楽センスはもはや天才です!間違いなく泣きます。

uruの泣ける新曲「心得」のMVがYouTubeにてプレミア公開

uruの公式YouTubeチャンネルにて「心得」のミュージックビデオがプレミア公開されています

なぜか自然と何度も何度も繰り返し聴いてしまう不思議な魅力があり、厳しい世界を描いたドラマの映像とuruの優しい歌声とのギャップが余計に心を揺さぶる本当に素晴らしい曲です。

心得のMVでは幼馴染の2人が共に競い合う剣道を舞台としたストーリー展開になっていますが、この設定がまた泣ける要因の1つです。

ドラマとは違えども、勝負の厳しい環境に身を置く微妙な感情の揺れ動きを無言で表現しようとしている点と、明確な終わりが見えない結末に、様々な「心得」があるということを考えさせられます。

「心得」ミュージックビデオは、今年日本アカデミー賞新人賞を受賞したばかりの女優・菊池日菜子さんが主人公として、瀧七海さんにライバル役として出演していただき、 悩みや葛藤を抱えながらもひたむきな努力とともに成長を遂げる主人公の姿を通して、“自分なりの心得と志を持って歩み続けていれば必ず道は繋がっていく”という楽曲に込められたメッセージを描いています。

引用元:uru公式サイト

幼少期にはただただ仲良しの2人で、一緒に剣道をしているのが楽しかったのが、成長するに伴い自我が芽生え、勝負に勝てないことへの悔しさを知るようになります。

優勝した友人(檜山)と準優勝の堂島が並んで受賞する姿に、時を経て同じ境遇での再現を重ねた場面で見せる堂島の伏せた視線に悔しさや嫉妬といった複雑な想いが含まれているのがスゴくうまく表現されていて、思わず「分かるなーその気持ち」と感情移入してしまいます。

練習をすれども追いつけない悔しさ、その内に自分でもどうしたら良いのかさえ分からなくなってしまい、その上指導者からは叱責されてドン底に堕ちてしまいます。

そんな心境の中、友人(檜山)の1人練習に打ち込む姿を陰ながら見てしまった堂島は、おそらくここで何か心のなかで変化が起きたのでしょう、心機一転これまで以上に自分に対して厳しい試練を課していくことを決意します。

友人(檜山)が人知れないところで誰よりも練習しているのに、人一倍も二倍も練習をしなければ彼女に勝てるはずがないと思い悟った瞬間かも知れません。

彼女が強いのはにはちゃんと理由があったんだ!・・・と。

これまで以上に厳しい練習を自身に課すものの中々成果が伴わず、焦りや不安から情緒不安定に陥りながらも諦め続けずに取り組んだ試練が見据える先にあるものは、友人(檜山)との対決を制して大会で優勝を飾ることに他なりません。

迎えた大会当日。

対する友人を目の前にして、幼少期の純粋に楽しかった思い出やこれまで頑張ってきた過酷な練習の日々の数々、苦しくて途中で挫折しかけもしたがもう二度と負けたくない思いや、今度こそ友人(檜山)に勝ちたいという強い決意など、様々な気持ちの揺らめきが回想録として頭を駆け巡る。

いざ勝負、竹刀の先を合わせて・・・物語はそこで終わります。

明確にどちらが勝った負けたは表現されてはいませんが、試合後の帰り道で友人(檜山)の後から付いてきた堂島が照れ臭そうに小走りで横に並んだ姿は、気持ちを入れ替える以前のどこか塞ぎ込んでいた堂島とは違い、おそらく試合には勝てなかったものの自分の中で何か納得のいく内容や結果が得られたのではないかと推察します。

またしても勝負に勝てなかった友人に対する改めて抱いた尊敬の念かも知れません。

また、友人(檜山)も、堂島のあまりの成長ぶりに驚愕したのか、これまで以上に厳しい練習を積んできた友人との真剣勝負を僅差で制して優勝は手にしたものの、どこか素直に喜べないでいる複雑な心情が微妙なタッチで描かれているように感じます。

MVを見る方の置かれる環境によっては他の捉え方もあるかも知れませんが、その人だけの「心得」であり、それこそがMVを通じて発信したかったuruの楽曲「心得」に込めたメッセージなのではないでしょうか。

【木村拓哉さんコメント】
今回の主題歌が現場に届き、それを耳にしたとき、風間がバディを組む新人刑事たちの顔が浮かんできて目頭が熱くなりました。目の前に立ちはだかる試練に対して、新人刑事たちそれぞれが苦しみ、悩みながらも、踏ん張る。風間という人物から、新人刑事たちへのメッセージソングになっていると思います。

引用元:フジテレビュー

【中江功(演出・プロデュース)コメント】最初の2秒で魅了されました(笑)。

引用元:フジテレビュー

【渡辺恒也(プロデュース)コメント】
傷つき、倒れそうになっているすべての人を包み込んでくれるやさしさと、それでいて物事を俯瞰(ふかん)して見ているかのような視界の広さを兼ね備えた、唯一無二の楽曲だと思います。

引用元:フジテレビュー

時に空のように
時に海のように
深く深く 弛みない志を
胸に掲げながらそれでもまだ迷い
一筋流したその涙もまた

今日を生きる希望
あなたが信じてきたもの忘れないで
失うものあれば
必ず見つけられる光もある

蕾に刺す雨のように
射す陽のように
その息吹を感じて

我が身をつねって人の痛さを知れ
瞼を焼いた後悔も
全てこの道 歩いていく術として
その身に纏う襞となる

時に過ちに心が痛もうとも
その悔いに学びながら
恐れずまた行け

今日を生きる希望
あなたの中にある光離さないで
描き続けるなら
その場所へと必ず道は繋がっていく
蕾に刺す雨のように射す陽のように
その歩みを信じて

「風間公親-教場0-」のノンクレジットエンディングで聴く心得

これまで「教場」シリーズに特段主題歌というものは存在しませんでした。

番組プロデューサーにして主題歌の必要性にはさほど前向きな姿勢ではなく、仮に主題歌としてあるならば誰か?との起点からuruさんにオファーが掛かったといいます。

uruの「心得」については事前に発表は無く、4月17日に公開された次回予告のノンクレジットエンディング映像にて「心得」の音源とともにUruが主題歌を務める事発表されました。

次回予告映像とは言え特別な編集が施された映画仕立ての演出に加えて、ドラマに合わせて創ったと話すuruの「心得」はドラマの映像や雰囲気・ストーリーを上手く表現している素晴らしい楽曲だとの評価が数多く集まりました。

今では「uruの”心得”が流れるから教場を見る」とさえ言わしめた近年稀に見る自然と涙の溢れる名曲の1つです。

改めて教場のノンクレジットエンディングや予告編などの映像に流れるuruの「心得」を様々なパターンでご視聴ください。

曲が素晴らしいのは言わずと知れたことですが、視覚的に映像が加わることによって更に情緒溢れる雰囲気を堪能することができると思います。

どの動画にしても、そこそこ数十秒の映像ではありますが、秀逸に編集が施され、ドラマ本編とはまた違った感覚で聴き入ることが出来るのではないでしょうか。

昨今のテレビ離れが加速している状況から、一昔前と比べてテレビに対する視聴者の見方も番組制作者側の姿勢も大きく変化してきている中で、「物凄く感動する物語」が年々減りつつある感覚がしていましたが、「風間公親-教場0-」に関しては、主題歌がuruの「心得」を採用した事も大きく影響してドラマを見る視聴者が増えたことはあながち間違いではないでしょう。

音楽の力で映像の魅力を更に素晴らしい域へと高めてくれました

uruの「心得」の歌詞やMV動画に込められた意味は何?【まとめ】

今回は「uruの「心得」の歌詞やMV動画に込められた意味や楽曲意図は何?」をテーマに、uruの新曲「心得」に関して歌詞やMV動画の内容・意味・意図などについて考察を行いました。

特に「心得」のミュージックビデオに出演する女優が演じる青春期の女子高生の微妙な心情を明らかな答えに結末をまとめずに様々な「心得」があると考えさせられる非常に深い意味を持つMVとなっていることに感動をしました。

何度「心得」のMVを見返しても未だ明確な答えには至りません。

これ程までに素晴らしい楽曲にでえ会えたことに心から感謝です

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