きゃない【バニラ】と似てる曲が!盗作パクり疑惑の曲を比較検証!

きゃないのバニラと似てる曲があると話題になっていて、ネット上ではパクり盗作といったフレーズも飛び交っています。

願わくば永遠に愛されるような最強のメロディを作りたい。「バニラ」はそんな単純な気持ちから書いた曲です。ときゃない本人も語る名曲ですね!どこか哀愁すら感じる切ないメロディーに心奪われた人も多いのではないでしょうか。

そのバニラが、はたしてどのアーティストのどんな曲と似ているのでしょうか?

今回は「きゃない【バニラ】と似てる曲が!盗作パクり疑惑の曲を比較検証!」と題しまして、独断と偏見も含めて、似ている曲・似てると思われている曲を調べてみました。

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きゃない【バニラ】と似てる曲はパクりなのか!

願わくば永遠に愛されるような最強のメロディを作りたい。「バニラ」はそんな単純な気持ちから書いた曲です。
良い音楽は歌詞が無くても愛されると、僕は思っていて、メロディーだけを聴いてもらっても感動してもらえるように意識して書いた曲なので、歌詞はとてもシンプルなラブソングになっています。
ですが、この曲には「死んでしまって会えなくなった恋人に会いに行く」という裏設定がある。つまり主人公の自殺を歌っているストーリーが2番のDメロの歌詞に隠されています。
そして「バニラ」というタイトルは当時この曲のモデルとなった女の子とお付き合いしてた時に、僕がつけてた香水が「バニラ」の香りだったのでそのまま曲名にしました。
偶然にも、バニラの花言葉が”永久不滅”に対して、花自体は開花1日で枯れてしまう短命なものなので、「永久不滅の愛を持って命が終わる」という、この楽曲のテーマが上手くタイトルでも表現できました。
僕の楽曲の中で、おそらく一番のメロディーメイクが出来た曲だと思います。

引用元:RealSound

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【Spitzの空も飛べるはず】が似てる

調べてみたところ、きゃないの【バニラ】と似ていると噂される曲がいくつか確認できました。

まずは、Spitzの空も飛べるはず

 

言わずとしれたSpitzの名曲の一つで、長瀬智也主演のドラマ白線流しの主題歌として使われました。
当時中学生だった私は、このドラマを見て高校へ進学しないで鉄工所で働くことに強く憧れてしまいました!

20年以上前のドラマですが機会があれば超オススメします!

歌が良いからドラマも良いのか!ドラマが良いから歌も良いのか!どっちも良いです!

@zanpa_official#バニラ × #空も飛べるはず#MushUp #アカペラ #夏の歌うま #きゃない #スピッツ ♬ オリジナル楽曲 – 🌊斬波-ZANPA🌊

この人達すごいですね!歌ウマすぎでしょ!!

コレはコレで一つの作品として完成で良いんじゃないかって思えてきちゃいますね。
それだけ【バニラ】と【空も飛べるはず】の2つの曲が似てるって言うことでもあるんでしょうが、確かに聴いてて何の違和感も無く聴き入っちゃいます。

また、ネット上では【バニラ】に似てる曲について以下のような類の意見を多く見かけることが出来ます。

きゃないのバニラとスピリッツの空も飛べるはずって似てませんか?

引用元:Yahoo!知恵袋

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中にはこんな発言も・・・中年って・・・

今だろうと昔だろうと新しかろうと古かろうと良いモノは良いんだ!好みの問題もあるから一個人の意見を世代全体論として決め付けるのはとっても良くないなー。周りの人がどうこうじゃなく自分がどうなのか?で物事を見てほしいと思うよワタシは。

きゃないのバニラがスピッツ感あるって言ってる中年どう思います? 今の若者はスピッツなんてあまり聞かないしそういう風には思わない。

引用元:Yahoo!知恵袋

私は似てはいるとは思うものの、バニラ自体がパクりとか盗作であるとは考えにくいですね。

これはきゃないの【バニラ】に限った話では無いのですが、世の中には似てる曲が他にも沢山存在します。

また、似てるか似てないかの判断も人それぞれの感覚に左右される部分が大きいので、例えば友達が似てるって言ってる曲が自分が聴いて似てると感じるとは限らないです。

私個人の感覚としてはこの2つの曲はよく似てると思います。

ですが、【バニラ】と【空も飛べるはず】は違う曲だと捉えてます。

なぜならバニラはバニラ、空も飛べるはずは空も飛べるはずで、似てはいてもそれぞれが独立した曲だと感じるからです。そして、きゃないのバニラもSpitzの空も飛べるはずもどちらも素晴らしい曲だと改めて感じました。

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【Tokioの花唄】が似てる

では、Tokioの花唄はどうか?

うん、言われてみれば【バニラ】と似てますねー。

似てると言われている歌い出し部分の歌詞もよく似てますね。

あぁ 君の事愛してる・・・の部分ですね。

☆バニラ☆
あぁ 君の事愛してる 心から
いつでもどこでも君を思うだろう
描いていた理想じゃなくありふれた
言葉や暮らしで二人は笑い合えた

傷付けて ほどけそうで
それでも今も君は僕のそばに居てくれる

歌:きゃない 作詞・作曲:きゃない

☆花唄☆
嗚呼(あぁ)~花が咲く 理由もないけど
肩落とす僕の上 凛と微笑む
やたら咲き誇る エラクもないけど
泣きだしそうな僕のために 舞う花吹雪

歌:TOKIO 作詞:TAKESHI 作曲:鈴木秋則

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花唄を知らない(聴いたことがない)全くの無知の状態から【バニラ】の作曲を行って、最終的にこのクオリティにまで仕上げるのはチョット考えにくいので、もしかしたら創作過程で花唄を意識したのかも知れませんが、あくまで想像でしかありません。それだけでパクりと決めつけるのはここでは控えたいと思います。

歌い出し以降のリズム感はどちらかというとBメロ冒頭の傷付けて ほどけそうで・・・の部分は雰囲気的にSpitz寄りじゃないかな?

では、実際に重ねて歌うとどうなるのか?

Spitzの時もそうですが、この人達も歌ウマすぎですね!!

もうコレで良いよってなっちゃいますよ!リピートして何回も聴いちゃったし!

でも、それだけ似通ってるってことは当然面白く思ってない人達もいるってことで、検索してみるとアッサリと否定派の意見がゴロゴロ出てきました。

【バニラ】と【空も飛べるはず】は確かに似てなくはない。歌い出しの部分だけで言えば良く似てるなーとも思います。

だからといって、きゃないの【バニラ】が盗作だ!パクりだ!と決め付けるのはチト早合点かなとも思います。

音楽の著作権侵害については知らないところで裁判がやたら行われているようですが、明確な判断基準って無いんですよね。

ココが似てるからダメ!では無いし、アノ部分の雰囲気が似てるから著作権違反!でも無い。でも違反と認定されると10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金など、結構厳しいペナルティが課せられるみたいです。

「言語の著作物の翻案(著作権法27条)とは、既存の著作物に依拠し、かつ、その表現上の本質的な特徴の同一性を維持しつつ、具体的表現に修正、増減、変更等を加えて、新たに思想又は感情を創作的に表現することにより、これに接する者が既存の著作物の表現上の本質的な特徴を直接感得することのできる別の著作物を創作する行為をいう。」

最判平13.6.28「江差追分事件」

要はいわゆるパクり法律的に裁判所が表現すると上記のような言い回しになるのですが、素人には正直意味が分かりません。

どの事案が著作権に触れてどの事案が大丈夫なのかは個別具体的な事由に左右され、その上で、最終的には裁判所が判断を下すことになります。

心情的にはそもそもあらぬ疑いを掛けられる事を自体を避けることが第一ではありますが、実質的には似てる似てないが果たして盗作パクりと繋がるのかはまた別問題ということですね。

それぞれ色々な思いがあるでしょうが、バニラはバニラ、花唄は花唄で、どちらも素晴らしい曲なのでこれを機に改めて聴き返してみては如何でしょうか。また新たな一面が見えてくるかも知れません。

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【かりゆし58のオワリはじまり】が似てる

続いてはかりゆし58のオワリはじまり

私は今まで思いもしませんでしたがこの曲を聴いてバニラと似てると感じる方が結構多いようです。

まずは映像で確認をしてみましょう。

うん、いい歌ですねー!

いい歌だけに色んな人の耳に届くので似てるって感じる人も出てくるんでしょうが、実際に【オワリはじまり】を聴いてみると確かに【バニラ】と似て無くもない。けど、うーん・・・って感じです。

歌詞については全く同じですね。偶然か?それとも必然か?

☆バニラ☆
居心地の良い嘘だらけの世界に
笑ってサヨナラを言えたらいいな

歌:きゃない 作詞・作曲:きゃない

☆オワリはじまり☆
旅立ちの時はいつだって少し怖いけど
これも希望のかたちだってちゃんと分かってる
思い出に変わるのはきっと最後の最後さ
笑って「さよなら」を言えたらいいな

歌:かりゆし58 作詞:前川真悟 作曲:前川真悟

平仮名は全部で46文字しか無いので、表現の仕方や偶然言い回しがカブってしまうってことも無いですかね?

笑ってサヨナラを言えたらいいな・・・とか何となく決め台詞っぽく使っちゃいませんか?

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音楽って聴く人によつて色んな受け取り方・イメージがあると思いますが、私にとってのこの【オワリはじまり】は甲子園を連想させる曲でしかありません。

第100回を記念する全国高校野球選手権大会の第8日試合(2回戦)で対戦した(石川)と済美(愛媛)。延長13回に夏の甲子園史上初となる逆転サヨナラ満塁本塁打で逆転負けを期した星稜高校の林監督が選手に向けて歌った名曲がこの【オワリはじまり】であります。

また、星稜高校卒業式にもサプライズライブを行った事でも話題になりました。

こんな演出された卒業生(特に野球部員)はきっと一生の思い出に残ったんじゃないでしょうか。

かりゆし58、星稜高校の卒業式でサプライズライブ!

引用元: FanplusMusic

@tarolamo かりゆし58の星稜高校サプライズ「オワリはじまり」!#みんなの卒業式 #かりゆし58 ♬ オワリはじまり – かりゆし58

きゃないの【バニラ】と比較して曲が似てるかどうかを気にしつつ何度も聴き返してみましたが、その部分だけを抽出して比較すれば「あー似てるかも」となるかも知れませんけど、一つの曲として【バニラ】全体で聴いた上で判断したら「似てない」と私なら思います。

似てる部分への入り方も違えばリズム感も歌い方・声質・雰囲気など色々な面でも違いますし、似てると感じつつもやはり【オワリはじまり】でした。

歌詞は同じでしたけどね。

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【BISHのBeautifulさ】が似てる

コレは無いなー。きっとサビのどんなとげとげな日でも・・・の部分だと思いますが、無理くりテンポとリズムを変えた上でゆっくり目を閉じて心静かに聴けば【バニラ】の面影がチラっと浮かんできそうな感じもしなくもないけど・・・やっぱり無いですね!

BISHそのものは大好きです!

楽器を持たないパンクバンドって初めは何なんだ?って思ったのですが、パンキッシュなサウンドとBISHの「真似したくなる振り付け」スタイルが文句なしにカッコ良いですね!

この曲に関しても、きゃないの【バニラ】と似てるとかどうかを考えずにありのままの姿を楽しむのがオススメです。

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【石嶺聡子の私がいる】が似てる

こうなってくると揚げ足取りで何でも似てるってなってくるんじゃないかと思ってしまうのですが、どうも石嶺聡子の曲がきゃないの【バニラ】と似てると感じる方もいるようです。

この曲に関しても無いですね!

私がいるの曲自体は当然すごく良いのできゃないの【バニラ】と似ているとか考えずに普通に聴いて楽しむのが良いでしょう。

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【久石譲の人生のメリーゴーランド】が似てる

最後はジブリの名作ハウルの動く城のメインテーマ曲【人生のメリーゴーランド】です。

該当箇所は開始21秒位〜の演奏部分なのですが、どうやら【バニラ】のサビの部分を連想させるみたいです。

きゃないのバニラという曲、サビの部分、 ジブリの何かのBGMに似てる気がするのですが、タイトル思い出せません。

引用元:Yahoo!知恵袋

一応映像で確認してみましょう。

☆バニラ☆
あぁ 君の事愛してる 全てを
遠くで近くで混ざり合いたい
生まれてきた意味はもう君なんだよ
一人で二人で感じ合いたい

歌:きゃない 作詞・作曲:きゃない

うーん・・・【バニラ】と似てると言われたら似てますけど、似てるか似てないかの2択で言えば似てる!

じゃあパクりなのか?となれば・・・知りません!

私はこのピアノ演奏を聞いてハウルの動く城しか思い浮かびません。それはこの曲を聴いてハウルの映像を見て感動をもらった思い出があるからです。

あと付けできゃないの【バニラ】に似てるとも言えなくもないですが、私にとってはハウルの動く城でしかありませんでした。

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【結論】結局どうなのか!パクり疑惑の検証結果

きゃないの【バニラ】と似ていると感じる曲は幾つかありましたが、結局似てる部分もあるし似てない部分もある。

曲調にしても、歌詞フレーズにしても、雰囲気にしても、似てる部分に至るまでの前置きにしても、それぞれがそれぞれの楽曲構成を持って演奏されているので、とにかくバニラは本当に素晴らしい曲なんだから四の五の言わずに聴いてくれ!以上!!

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きゃない【バニラ】と似てる曲が!盗作パクり疑惑の曲【まとめ】

今回は「きゃない【バニラ】と似てる曲が!盗作パクり疑惑の曲を比較検証!」をテーマに、独断と偏見も含めて、似ている曲・似てると思われている曲を調べてみました。

全くゼロからの作曲活動って出来ないと思います。

誰もが生まれで今に至るまでの間に色んな音楽を聴いて、様々な物音を聴いて、その度にその瞬間の景色を目にして、その時の香りを鼻に感じて、その時の空気を肌に感じて、普通に息をして、友達と会話して、TVでドラマ見て、恋人と電話して、たまたま良いことが起きたりして、たまたま悪いことが起きて、その時の感情を共にして、その時の体調だったり、その時の悩み事だったり、その時のシュチュエーションの中にいて・・・と、その一瞬一瞬を数え切れないほど膨大な情報に包まれながら今に自分に至っていて、それぞれの思い出の傍らには何かしらの音がきっと誰にもあるハズで、例えば作曲活動をしたいとなった理由も、良い曲を聴いたからとか行動原因が必ずあるハズです。

そして、その行動原因には何かのキッカケが必ずあります。

ちなみに記憶と音と香りってすごく密接に関連しあっているみたいで、街中を歩いていてふと香ってきたキンモクセイの香りに幼少期を思い出したり、山下達郎のクリスマスイブを聴くと何故か別れた彼女を思い出してしまったり・・・と、誰もが全てそんな小さなキッカケの集まりで今の人格が出来上がっているんですよ。

きゃないが自身の創作活動で影響を受けたアーティストの一つにSpitzを挙げているように、彼はいつかどこかで空も飛べるはずを聴いたことがあると思います。

そして空も飛べるはずって良い曲だなーって思ったことがあるハズです。

誰もが無意識的にそんな小さな良いなの一つ一つがたくさん集まって自分の大きな良いなを創作するのです。日々生活をしている中で何もインスピレーションを受けずに全くの無の状態から完全オリジナルは絶対に生まれないと私は考えています。

端的に根も葉もない言い方をしますと、きゃないが盗作をしたかどうかの真相は分からないですが、そんなのどーでも良くない?って思っちゃいますね。だってバニラも空も飛べるはずもどっちもいい曲なんですから!

空耳アワーではないですが、ジャジャジャジャーン!と誰が聴いても明らかにベートーヴェンの運命だ!と認識できるレベルならパクりだと言われても仕方がないとは思いますけど、何となく似てるなー・・・はそこら辺にゴロゴロしてますからね。

ただ一つだけ確かなことがある。

それは、バニラは本当に良い曲だ!

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