ヘッドボイスとは何？ササキオサムの裏声が小梅太夫？志村けん？

「鬼連チャン」にMOON CHILD（ムーンチャイルド）のボーカル・ササキオサム（佐々木 収）さんが2度目の出演で鬼連チャン（パーフェクト）を達成しました。

初登場時に伝説化した秘技「ヘッドボイス」を引っ提げて改めて出演をしたササキオサムさん。

Twitterでトレンド入りする訳ですよコレ！

自慢のヘッドボイスも「小梅太夫」だの「志村」だの、司会の千鳥やかまいたちからボコボコにされて、家族とムチャクチャ笑ってしまいました（笑）

今回は「ヘッドボイスとは何？ササキオサムの裏声が小梅太夫？志村けん？」と題しまして、2度目のヘッドボイスが面白すぎた件について検証してみましょう！

【鬼連チャン】ササキオサムがヘッドボイスでパーフェクト達成！

自称「ヘッドボイサー」ことヘッドボイスの使い手ササキオサムさんが鬼連チャンでパーフェクト達成をしました。

前回、残念ながらパーフェクト達成には至らなかったものの、ヘッドボイスの威力の凄まじさをまじまじと見せつけてくれました。

次回もヘッドボイスを使用しますと豪語していた中で勝ち取ったパーフェクトは、ササキオサムさんの歌唱力の高さに裏付けられたヘッドボイスの凄さが成した快挙ではないでしょうか。

「ヘッドボイスがあれば何でも歌える」と語っていたササキオサムさんのヘッドボイスの実力とは、そしてヘッドボイスとは何なのでしょうか？

自慢のヘッドボイスも小梅太夫！志村けん！とボコボコ

秘技ヘッドボイスを駆使し、何曲を次々にクリアしていくササキオサムさんに対して、千鳥からは批判の嵐が轟々と登場！

「小梅太夫」だの「志村さん」だの「息子がヘッドボイサーになりたいって言ったらどうしよう」など、もう言いたい放題ムチャクチャ（笑）

特に3曲目に選曲した河村隆一さんのBEATでは高音パートでヘッドボイスを解禁するも千鳥の2人は面白がって「恥ずかしい」「志村さん」「カッコ悪いからアウト」「音合ってる人間の顔じゃない」などもう散々やりたい放題！

かまいたちは「ナイスヘッドボイス！」と素直に評価するも、番組スタッフまで「ふざけてるわけじゃない？」と直接質問する始末。

当然「ふざけてない」と至って真剣に歌ったことを主張するササキオサムさんが無性に可愛く見えました。

前回も面白かったですが、それ以上に今回の鬼連チャンは神回でした。

千鳥とかまいたちのイジりが可愛そうなくらい面白すぎて涙が出てきました（笑）

ササキオサムのヘッドボイスとは何？裏声と違うの？

ササキオサムさんのヘッドボイスが面白いのは分かりましたが、では一体ヘッドボイスとな何なのでしょうか？

何となく裏声と似ていますがどこが違うのでしょうか？

ヘッドボイスとは発声方法のひとつで裏声の一種です

頭声（とうせい）といわれ、頭で声を響かせる発声方法です。 オペラ歌手やクラシックのソプラノ歌手などを想像していただけるとわかりやすいかと思います。 息漏れが少なく芯のある裏声、などともいわれてます

引用元：フィールドミュージックスクール

裏声の中にヘッドボイスとファルセットがある

裏声＝ファルセットと思っている方もいるかと思いますが、裏声にはファルセットとヘッドボイスの2種類あります。

ファルセットとヘッドボイスの大きな違いは息漏れがあるかどうかということです。

ファルセットは声帯の閉じ加減が弱く息が多めに漏れるている、『息交じりの弱々しい裏声』のことで、ヘッドボイスは息がほとんど声になるため息漏れせず、『芯のあるまとまった裏声』とのことです。

引用元：フィールドミュージックスクール

なるほど、これは分かりやすいですね。

ヘッドボイス：ハッキリとした力強い裏声
ファルセット：かすれたやわらかい感じの裏声

鬼連チャンでササキオサムさんが使用した発声方法はヘッドボイスであることが分かります。少なくともファルセットではないことは分かりました。

ササキオサムってだれ？「ESCAPE」の「MOON CHILD」佐々木収

鬼連チャンでポンコツキャラを演じているササキオサムさんですが、昭和世代の方からすると、実はとんでもなく凄いミュージシャンだったんですよ。

ササキオサムさんは「佐々木収」としてロックバンド「MOON CHILD」のボーカル兼ギターとして、またMOON CHILDのほぼすべての楽曲の作詞・作曲を担当していました。

1997年にリリースされたMOON CHILDの5枚目のシングル「ESCAPE」が、ともさかりえ主演ドラマ「FiVE」の主題歌に採用されたこともあり大ヒットとなり、オリコンシングルチャート1位を獲得しました。

当時は時期Mr.Childrenとも称されるほどの注目と人気を誇りましたが、1999年に解散してしまいました。

メンバー内の不仲も囁やかれましたが、実際にはほぼ全ての楽曲をササキオサムさんが作詞・作曲を行っていたにもかかわらずほかメンバーとのギャラ分配が均等だったことに不満を抱いていたことが原因だったと後にテレビ番組で告白しています。

「（事務所の給料は）一緒」。印税も最初はメンバーで分けたが、佐々木は「結講、仕事が全部、自分に来ちゃっていたので、ちょっと割に合わないかな、と。曲はみんなで割ろう、詞は僕が半分は欲しい。あとはみんなで分けてくれ、と。自分が１００％はもらってないです」

引用元：スポニチ

確かに自分だけ創作活動に勤しんでいる最中に他メンバーがバカンスとか遊びに行ってたら不公平感を感じてしまうのも仕方ないかも知れませんね。

他メンバーもそれグループ内での役割はあるのでしょうが、楽曲制作の上に演奏活動があると考えればササキオサムさんの当時の葛藤も少しは理解できるような気がします。

「ササキオサム」は作詞・作曲の楽曲提供を行う際に使用する名義

ササキオサムさんは、元々は本名の「佐々木収」で活動を行なっており、読み間違えられることが無いように「ササキオサム」も一時期使用していましたが、再結成後は「佐々木収」で活動を行なっています。

「ササキオサム」は他アーティストに楽曲提供をする際に用いられています。

鬼連チャンで「ササキオサム」として登場したのも、以前有吉反省会に出演して大好評だった事やMOON CHILDとしてではなく個人的に出演したからなのではないでしょうか。

結果的には「ササキオサム」の名前が広く認知されることになりました。

メジャーデビュー当時の勢いのある雰囲気も良かったのですが、現在のスローな大人な感じも違った意味で魅力的です。

もはやバラエティ番組のイジられキャラが定着してしまってますけど、ホントは凄い人なんですよ！

2005年に「ササキオサム」名義で作詞提供を行なった男女混合パフォーマンスグループ「AAA」のデビューシングル曲「BLOOD on FIRE」は、ベストヒット歌謡祭2005新人賞、第38回日本有線大賞 有線音楽賞、第47回日本レコード大賞 最優秀新人賞を受賞しています。

ササキオサムがヘッドボイスで鬼連チャン達成！【まとめ】

鬼連チャンに出演したMOONCHILDの「ヘッドボイサー」ササキオサムさんが前回の雪辱を晴らすべくパーフェクト達成しました。

もはや笑いのタネとしか思えないヘッドボイスも、実はれっきとした発声方法の一種で大真面目な技術だったのにも関わらず司会の千鳥やかまいたちからボコボコにいじられる姿はササキオサムさんの性格の優しさが表れていましたね。

元々天才と呼び名の高かった歌唱力やセンスで爆発的ヒット曲「ESCAPE」を生み出したササキオサムさんの第3回鬼連チャンが実現することを期待しています。

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