「BKB」「ブンブン!」「ヒィーア!」など、軽快なバイクネタで活躍をしているBKBことバイク川崎バイクさんの作家デビュー作品となる「電話をしてるふり」が予想以上に感動すると好評です。
新たに文庫版も登場するほどの人気作品となっています。
あらゆる事柄を「B」「K」「B」で始まる3つの言葉で表現して「ヒィーア!」と叫ぶ単純にして最高に面白いネタを披露してくれているチャラ芸人でありながら、夢に描いていたという「ブック川崎ブック」を実現するなど、持ちネタとシュールでセンチメンタルな感性のギャップが興味深い作品となってます。
「電話をしてるふり」は、既に世にも奇妙な物語やアニメ化もされており、公式twitter・noteにも公開されているので是非ご覧になってみてください。
バイク川崎バイク|デビュー小説「電話をしてるふり」が感動作品
自分で書いたのに自分で泣きそうな話書けました。2、3分で読めますが。映像化してほしい。世にも奇妙な物語のいい話ブロックとかとかで。
ショートショート27
『電話をしてるふり』|バイク川崎バイク(BKB) @BKBbunbun #吉本自宅劇場 #note https://t.co/tzQhv8vXnq— バイク川崎バイク(BKB)🏍️ (@BKBbunbun) May 6, 2020
バイク川崎バイクさんは短編小説集を執筆されていて、デビュー作品となる「電話をしてるふり」が感動作品との評価が高く、作家の吉本ばななさんから推薦を貰うなど見た目の軽さに反して作品の完成度が高いと評判です。
頻繁にナンパをされることに困っている主人公の望は、ナンパ撃退方法として「父親と電話をしてるふり」をするのだが、ある日遭遇したナンパ男に嘘だと見抜かれスマホを奪われてしまう。ナンパ男がスマホを耳に当てると、繋がっているはずもない電話の向こう側から聞こえてくるのは既に他界した父親の声・・・
Amazonでも1位を飾ったことがある人気小説ですが、執筆した本人にして称賛している内容ですから、よほど感慨深い意味を持った内容だったのでしょう。
普段のバイク川崎バイクさんの「ブンブン!」の軽さからは想像も付かない別次元の文学作品です。
「ブック川崎ブック」を夢見ていただけあって書き溜めたショート作品は50編にも渡り、恋愛からブラック系まで幅広いジャンルを網羅した内容の短編集になっていて、公式noteにも全て公開されていますので敢えて書籍を購入しなくても内容は読めますが、個人的には本だけが持つ紙の質感が情緒を更に高めてくれるので書籍版がオススメです。
文学としても複雑な構成で考えられているので、読書としても十分に愉しめる作品だと思います。
公式noteでは、書籍に収録されている45編の他にもバイク川崎バイクさんが描き下ろした書籍版未収録の執筆作品が全て公開されています。
お笑いネタ映像で面白可笑しく観るのも良いですが、たまには違った一面のバイク川崎バイクさんの魅力を感じてみては如何でしょうか。
短編小説「電話をしてるふり」が映像化・アニメ化された作品でも涙
もともと小説として発表された「電話をしてるふり」ですが、評判が評判をよんで、世にも奇妙な物語で実写化され、その後アニメ化までされています。
文面から描く作品のイメージとはまた違って、演出者の身振り素振りがまた別の雰囲気を醸し出しているところが実写版の良いところですね。
主演の山本美月さんの演技がまた切なさを引き立ててくれています。
原作小説を初めてSNSに投稿した二年前“世にもで映像化してほしいのが書けました”という願望と欲望をこめた呟きをしてましたから。願いが叶いました!
引用元:映画ナタリー
また、「秘密結社 鷹の爪」で知られるFROGMANさんとのスペシャルコラボアニメも、アニメながら感慨深く、触れ込みの「5分で泣ける」もまんざら嘘ではありません。
ただ単にバイク川崎バイクさんの話題に乗っかっただけではなく、原作となる書籍が発売1週間で増販となったのも頷けるかも知れません。
普段のチャラの中からこの切ない感情表現はどこから生まれてくるのでしょう?
ピース又吉も絶賛する「電話をしてるふり」は芸人仲間からも高評価
バイク川崎バイクさんの小説デビュー作品「電話をしてるふり」は芥川賞作家の又吉さんも「面白い」と評価をする出来栄えで、芸人仲間の間でも大変評判のようです。
今や「先生」ともなる世界のピース又吉さんに自身の本を朗読してもらえるなんて素敵な演出ですね。
作者であるバイク川崎バイクさん自身が朗読するとまた違った印象にもなりますね。
「電話をしてるふり」以外にも収録されている他短編集を紹介してくれているのも嬉しいです。
芸人仲間がバイク川崎バイクさんの出版を喜んでくれていること自体がまた嬉しいですね。
「電話をしてるふり」の文庫版も新たなラインナップに仲間入り
そしていよいよ4月5日に小説が文庫本で出ます~📖
加筆修正もほどこして読みやすくて持ち運びしやくて50ストーリーあってBiSHモモコグミカンパニー氏と真剣対談も入ってます
全国書店またはネットなどでどうか是非ィアす~https://t.co/b5EnBWCSfz#電話をしてるふり (文春ブン庫) pic.twitter.com/8veF5PWgYG— バイク川崎バイク(BKB)🏍️ (@BKBbunbun) April 1, 2023
4月5日には「電話をしてるふり」の文庫版が新たなラインナップとして登場します。
これまで内容は良かったものの本のサイズ感から持ち運びに躊躇していた方も文庫サイズならいつでもどこでもバックに忍ばせておけるので問題ありません。
ふとした瞬間のちょっとした息抜きになる1冊じゃないかと思います。
「電話をしてるふり」書籍版購入者の評判は?
「電話をしてるふり」には様々な意見が挙がっていますが、そのコメントの内容から真面目に書かれた本であることが改めて伺い知れます。
1つ1つが凄い短編だから、サクッと読めるのだけど最後の一言でどんでん返しが来るから結局何度も読んじゃう作品✨
これは自信もっておすすめ出来るから、騙されたと思って読んで欲しい!
#BKB
#読書垢さんと繋がりたい pic.twitter.com/sbTyWGBBQo— 朝香🔭🌟 (@aaaluvj1126) March 30, 2023
3分の2くらい読み終わったのだけどショートショートなのでとても読みやすいし、毎回最後にそうくるかーという展開が用意されてるので面白い。この本のタイトルになってる『電話をしてるふり』を読んでこれドラマで見た気がすると思ったら世にも奇妙な物語で放送されたのを見たことも思い出しました
— ぴんくつ (@pinkshoe223) April 1, 2023
バイク川崎バイクさんの普段の人当たりの良さからも高い評価に繋がっていると考えられますが、少なくとも皆さん高い評価を付けられているのが印象的です。
文庫版が出るくらいですから出版以来多くの方々の心に響いたのではないでしょうか。
【BKB】バイク川崎バイクの初小説「電話をしてるふり」【まとめ】
お笑い芸人BKBことバイク川崎バイクさんの小説デビュー作品「電話をしてるふり」が出版して以来即重版が決定され、世にも奇妙な物語で実写化され、有名アニメ監督とのコラボも登場し、新たに文庫版として新たに出版されることが決定しています。
「電話をしてるふり」は他界した父親の娘への愛情が切なく描かれた、今の世知辛い現代社会において少し心の休憩が必要な時にチョットした癒やしをくれるような作品です。
バイク川崎バイクさん独特の世界観が分野は違えど上手く表現されている作品となっていますので、まだ触れたことがない方はこの機会にまずは公式サイトで観てもらえればきっと気にいるはずだと思います。
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