報道ステーション|女性スポーツキャスター交代はなぜ?本当の理由

テレビ朝日の夜の看板番組「報道ステーション」のスポーツキャスターの交代が発表されました。

WBCでの現地リポートで高い評価を得たあ安藤萌々アナウンサーに代わり、2023年3月度限りでABC(朝日放送)テレビを退社しフリーアナウンサーへの転向を表明しているヒロド歩美アナウンサーが新スポーツキャスターとして就任(交代)します。

今回は、報道ステーションの女性スポーツキャスターの交代理由はなぜか?についてご紹介いたします。

報道ステーションの女性スポーツキャスターの交代理由はなぜ?

冒頭お伝えしました通り、テレビ朝日系「報道ステーション」のスポーツキャスターが2023年4月より交代となります。

・新キャスター:ヒロド歩美アナ
・降板キャスター:安藤萌々アナ

新たにスポーツキャスターに就任(交代)するのは、今年度限りでABC(テレビ朝日)テレビを退社予定のヒロド歩美アナウンサーとのことですが、現在担当している安藤萌々アナを外してまで敢えて系列局退職者を起用する意図とは何なのでしょうか。

単純に考えられるのは安藤萌々アナの「昇格人事」ではないでしょうか。

入社以来スポーツ路線を歩んできた安藤萌々アナは、自身の趣味もゴルフ・水泳・カラオケと希穂イン的にアクティブな性格が全面に表れた行動を好んでいるようです。

入社直後より同局のスポーツ担当に就き、以来スポーツキャスターとして持ち味のエネルギッシュな実況を伝えてくれていた安藤萌々アナの事実上の昇格とも噂されている新キャスティングについて見ていきましょう。

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安藤萌々アナは降板(交代)して女性メインキャスターを担当

新たに報道ステーションのメインキャスターとして渡辺瑠海アナと交代する安藤萌々アナは、一度はメインキャスター争いでは敗れはしましたが、入社直後からスポーツの世界に飛び込んで実況や報道を続けてきただけに取材力やコメントを引き出す能力に長けており秀逸です。

安藤萌々アナは、大学時代から学生キャスターとして速くもBS番組に出演を果たすなど、当時からアナウンス能力には高い評価があり話題となっていました。

テレビ朝日の入社式前にもかかわらず早朝放送の「グッド!モーニング」に出演し、局内における史上最速デビューを果たしました逸話は有名です。

アナウンス能力は学生時代からお墨付きだったという証拠ですが、それに加えてフレッシュな元気の良さが関係者からの好印象をより得たのかも知れませんん。

・スポーツキャスター:現地取材に出向き、スポーツ選手から上手く情報を聞き出す
・メインキャスター:スタジオで解説や論評を交えながら番組司会進行を行う

元々テレビ朝日アスク出身のセミプロで入社したエース候補であった安藤萌々アナは、中学時代は水泳部・大学時代にはゴルフ部で汗を流していたバリバリの体育会系で、中学は水泳部、高校は水球部のマネージャー、大学はゴルフ部と、いつも真っ黒に日焼けしている体育会系でゴルフの腕前も自己ベスト78という好成績を残すほどの凄腕レベル。

打ち込んでいた部活動で常に真っ黒に日焼けをしていたと話す活発な性格で「競技も応援も本気!」がモットーで、「本気すぎてドッヂボールで3回骨折しました」とは自然体でもあり野生児に近い元気の良さを想像させてくれます。

実際、プロ野球の取材では選手や関係者からの評価・評判も非常に高く、WBCの現地取材においても、松坂大輔さんと共に色々な選手を紹介してくれる一方で、取材を行った選手に関する取材後記を安藤萌々アナ自身のInstagramでも配信してくれている姿が非常に印象的でした。

このような取材後記は野球知識の少ない視聴者にとって大変ありがたい取り組みで菅らしい報道だと感じていました。

表立っては見えませんが、陰ながら選手の特徴やクセ・趣向や性格など色々勉強しているのを感じる血の通った実況の裏に隠された苦労はきっと計り知れないモノがあると思います。

他のキャスターの取材は受けたくないけど安藤萌々アナの取材なら受ける」と話すスポーツ選手が多いのも頷ける気がします。

キャリア的には通常「お天気キャスター」や「現場リポーター」「スポーツキャスター」などを経て経験を積んだ後にメインキャスターとなるのが一般的だと考えられますので、それから考えれば安藤萌々アナが4月から報道ステーションの女性MCに就任するのも妥当な線なのではないでしょうか。

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ヒロド歩美アナウンサーが新スポーツキャスターへと就任(交代)

3月限りでABCを退社するヒロド歩美アナは、入社当時から「速報!甲子園への道」のキャスターとしてデビューし、「熱血甲子園」など、甲子園に関係して10年目を迎える甲子園に精通した女子アナです。

スポーツの取材に情熱を傾けてきた私にとって、報道ステーションの一員としてスポーツに向き合うことは、身に余る光栄です。

引用元:日刊スポーツ

「芸能人格付けチェック」や「とんねるずのスポーツ王は俺だ!」をはじめとする様々なレギュラー番組を担当しつつ「朝だ!生です旅サラダ」などの情報番組もこなし、お硬い報道ニュース番組から軽いお笑いバラエティ番組まで対応できるオールマイティな才能を魅せてくれています。

また、英語力が堪能で、イギリス英語・アメリカ英語・オーストラリア英語と、3つのニュアンスが異なる英語を使い分けて話すことができるそうです。

元々は英語が話せなかったそうですが、猛勉強の末、高校時代に行われた英語のスピーチコンテストで全国大会3位、2015 WBSC U-18ワールドカップでの閉会式・表彰式においては英語を交えながら司会を務めるほどの語学力を身に付けられました。

阪神ファンとのことですので、来春からの野球関連情報が楽しみです。

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ヒロド歩美アナを新スポーツキャスターへと交代した本当の理由?

表向きには清々しい交代模様として報じられているように見えますが、もしかすれば本当の交代の理由が他にあるのではないでしょうか。

推察の域は超えませんが、これまでの同種の事例を踏まえた上で考えられる事例を挙げてみます。

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視聴率低下の阻止のため番組イメージ刷新

新型コロナ感染拡大の騒ぎが大きくなり緊急事態宣言の発令によって在宅・巣ごもり・オンラインといった家から出ない生活が始まった頃と比較しておよそ「報道ステーション」だけで言えば2%程度視聴率が下がっているようです。

日本国民の総数を1億人と仮定した場合、200万人もの減少になる計算ですので被害は切実ではないでしょうか。原因は幾つか考えられますが、大きくは以下の3つが主な要因ではないかと考えられます。

・YouTubeの視聴やネット動画配信の普及により、テレビ離れが進んでいる
・巣ごもり需要が一段落してテレビを観る機会が減った
・そもそも今のテレビ放送自体に魅力が薄れてきた

この中で現在の地上波放送に魅力が感じられない点については、総合格闘家の朝倉未来が代表を務める団体にして総合格闘技大会でもある「BREAKING DOWN」の盛り上がりが顕著に表れているのではないでしょうか。

「BREAKING DOWN」は本大会前からの舌戦や乱闘騒ぎが代名詞の大会となっていますが、生々しいスリルやリアルな雰囲気が現在の番組では感じられない魅力を提供してくれている存在だと思います。

昭和80年・90年代の誰もがテレビに釘付けになった企画も今は無ければ、もっと他に手頃な媒体が幾つも登場してきてもはや家でテレビを見ずとも、いつでもどこでも快適に過ごせる環境が整ってしまいました。

このことはヒロド歩美アナの退社理由にも表れている通り、従来のテレビ事業のままでは将来は先細りになるのは明確なことが感じ取れます。

テレビ業界全体を覆う先行きの不透明さ、ネット配信媒体の躍進などに危機感を感じていたようです。もっと幅広い仕事をするために退社を決めた

引用元:Newsポストセブン

そんな社会情勢が背景にある中において数字を最優先に獲りに行くためには、いくらテレ朝の次期エース候補の安藤萌々アナといえども状況は厳しかったのではないでしょうか。

10年のキャリアを持つベテランキャスターのヒロド歩美アナであれば、現在のコロナ待機が和らいで外出ムードの追い風で活気が期待されるスポーツ部門を盛り上げられる適任者だと判断したのかも知れません。

併せて、入社以来スポーツの現場取材で鍛えられてきた安藤萌々アナの評価の高さからセオリー通りにステップアップ昇格に踏み切ったのかも知れません。

背景はどうあれ、これまでの現場キャスター経験を踏まえてメインキャスターを通じて自身の魅力を更に強化していければ今後の女子アナキャリアに益々箔がつくのことは間違いないでしょう。

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報道ステーションの女性スポーツキャスターの交代理由はなぜ?【まとめ】

今回は、報道ステーションの女性スポーツキャスターの交代理由はなぜ?をテーマとしてヒロド歩美アナと安藤萌々アナの交代の本当の理由について考察していきました。

「もっと幅広い仕事をするため」に選ばれたテレビ朝日の看板番組で、ヒロド歩美アナのその思いは果たして叶うのでしょうか。少なくとも実績は十分なので、思う存分幅広く活躍してほしいと期待します。

安藤萌々アナも、入社当時からしばらくの間不遇な時期を腐らずコツコツ頑張ってきた姿を有力者に見出された経験があるので、その当時を思い返して心機一転頑張ってほしいと願います。

来春からのお二人のご活躍を期待しています。

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